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「頭文字D」歌手がなぜボーカロイドに? 「Lily」発売元に聞く

2010年08月07日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 「初音ミク」で一気に名前を知られることになった音楽ソフト「ボーカロイド」。収録された人の声をパソコンでいじり、それを使って歌をつくるというふしぎなソフトだ。

 ニコニコ動画での人気に背をおされ、毎年のようにつぎつぎと新しいボーカロイドが発売されている。インターネット社が8月25日に発売を予定している「Lily」(リリィ)もその1つだ。価格はオープン(予想実売価格は1万6000円前後)だ。

 今回収録された声は、yuriさんのもの。アニメ「頭文字D」のテーマソングを担当したアーティストユニット「m.o.v.e」(ムーヴ)でボーカルをつとめる現役歌手だ。

 GACKTさんや中島愛さんといった人気アーティストを起用してきたインターネット社。今回はいったいどんな戦略で彼女を起用することにしたのだろう? 同社取締役の村上昇氏に話を聞いたところ、意外な事実が明らかになった。


avexさんが作っていたものの発売をお願いされたんです

―― お話するのはメグッポイド以来ですね(関連記事)。まず、yuriさんは一体どういう経緯でお願いすることになったんですか?

村上 それが実は、avexさんが作っていたものの発売をお願いされた、という形なんですよね。ですからウチで録音したわけではなく、データベースのβ版ができた段階でお話をいただいたものなんです。

Lily

―― へえー。社長がこれまでやってこられたような音声調整なんかもavexさんで?

村上 そうですね。avexさんとヤマハさんがつくられたデータベースを。で、もともとm.o.v.eさんがアニソンのカバーをやっておられて。その中で「anim.o.v.e」(アニムーヴ)という別名義でリリースをされていたんです。その名義で独自にキャラクターをつくって、それでCDを出されたりしてるんですよね。

―― なるほど、おもしろいですね。アイドル自身がキャラクター化してたと。

村上 そうですねえ。あと、m.o.v.eでラップをやってるmotsuさんという方が、実はボーカロイドを使われていて。その関係もあって、やってみようという話になったらしいですね。

2009年8月にリリースした、anim.o.v.e名義でのセルフタイトル(1stアルバム)。このとき、すでにオリジナルキャラクターができている

―― へえ、そんな裏側が! あ、よく見たらDVDの映像特典にも「motsuによるボーカロイドソフトレクチャー映像」と書いてありますね。じゃあ、これはアーティストのプロモーション手段を兼ねたようなものなんですか。

村上 そんな感じでもありますね。実際、今回のLily発売にあわせて、anim.o.v.e名義で2枚目のアルバム「anim.o.v.e 02」を発売するんですよ(Amazon.co.jp)。そこでLilyの販売をどうするかということで、ウチに話が来たということですね。

―― anim.o.v.e.さんが歌ったアニソンカバー、Lilyに歌わせたアニソンカバーの2つがあるという状況になるわけですね。

村上 実際、アルバム「anim.o.v.e.02」にはどちらも入っていると思います。どなたかボーカロイドP(DTM作家)の方にお願いされたと思うんですが。

DVDにはmotsuさんによるレクチャーのほか、Lilyの体験版も入っている

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