録画・視聴ソフトはおなじみの「mAgicTV」
リアルタイム視聴や録画予約に利用するソフトは、同社のPC用録画デバイスでおなじみの「mAgicTV Digital」と「mAgicガイド Digital」。リアルタイム視聴ならばmAgicTV Digitalを起動、録画予約や録画した番組を再生するにはmAgicガイド Digitalを起動する。
録画予約はmAgicガイド Digitalで番組表を表示し、録画したい番組をダブルクリックすればよい。これで録画設定用のダイアログが表示されるので、録画方式などを指定して「OK」ボタンを押せば完了だ。
録画モードは豊富で、ストリームをそのまま記録する「DR」からH.264/MPEG-4 AVC形式で圧縮しつつ、解像度を変えずに記録する「HR2~15」、同じくH.264/MPEG-4形式で解像度を720×480ドットに縮小する「SR4~24」がある。
また、MPEG-2で解像度を720×480ドットに変更し、圧縮率を高める「XP」「SP」「LP」の3つのモードもあり、録画モードは多岐に渡っている。なお、H.264/MPEG-4 AVC形式の録画モードの後ろに付記されている数字はDRモードに比べて同容量で何倍録画できるかを表しており、たとえばHR15なら15倍録画できるということになる。
録画時にH.264/MPEG-4 AVCで圧縮するかどうかは、事前に「設定」メニューにある「mAgicマネージャ設定」でデフォルトの設定ができる。また、上述の予約録画のダイアログで録画する番組ごとに指定することも可能なのだが、この部分が若干分かりづらい。
予約録画のダイアログでは通常、録画デバイスは「自動」になっている。この状態では録画モードを選びたくても選択することはできず、デバイスとしてGV-MVP/XSWに搭載されているいずれかのチューナーを指定する必要がある。
なぜかと言うと、mAgicガイド DigitalはGV-MVP/XSW以外の同社製のチューナーを使って録画することも可能で、選択するデバイスによっては録画モードの変更ができないものもある。このため、録画するデバイスが決まらなければ、録画モードも選べないということだ。
たとえば録画モードを選択するとそのモードが利用可能なデバイスを自動で割り当ててくれる、といったことが可能になると、より使いやすくなるのではと感じた。
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