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NGNを利用した帯域確保型データ通信サービス

NTT東西、電話番号でデータ通信できる「データコネクト」

2010年06月01日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 5月31日、NTT東日本およびNTT西日本は、「ひかり電話」を利用した帯域確保型データ通信サービス「データコネクト」と、多地点テレビ電話会議などにも利用できる大容量・多チャネルの拠点向け光IP電話サービス「ひかり電話ナンバーゲート」を発表。6月1日より提供開始する。

「データコネクト」および「ひかり電話ナンバーゲート」のサービス提供イメージ

 データコネクトは、03等の市外局番から始まる電話番号を利用して、セキュアで安定したデータ通信を実現するサービス。高画質な画像をスピーディーかつ安価に送受信可能なFAXやPOSレジからの売り上げ情報の送受信、プライベートな写真や動画の共有など、個人・企業を問わず多く利用できる。利用料金は、帯域によって異なり64kbpsまでは30秒ごと1.05円、64~512kbpsまでが30秒ごと1.575円、512kbps~1Mbpsまでは30秒ごと2.1円となっている。バックボーンであるNGN(Next Generation Network)の機能を使うため、利用がフレッツ光 ネクスト回線に限られるほか、対応の複合機や通信機器が必要になる。

「データコネクト」および「ひかり電話ナンバーゲート」の対応機器・サービスの主な提供業者

 ひかり電話ナンバーゲートは、サービス提供事業者(ASP等)や企業向けサービス。帯域確保された双方向通信が可能で、最大200回線分の同時接続ができ、多拠点と接続するテレビ会議等のセンター拠点回線に利用できる。ラインナップは100~800Mbpsまで100Mbps単位で8種類を用意。本サービス1契約につき、チャネルと番号がそれぞれ1つ含まれ、付加サービスである「複数チャネル」、「追加番号」を申し込むことで(付加サービス利用料が別途必要)、最大で200チャネル100番号の利用が可能となる。利用料金は以下の通り。

「ひかり電話ナンバーゲート」の利用料金

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