8月23日、NTT東日本はフレッツ網を使ったVPNサービス「フレッツ・VPN ワイド」において、アクセス回線としてフレッツ 光ネクスト ビジネスタイプに対応した新プランを追加すると発表した。
フレッツ・VPN ワイドは、NTT施設内にコロケーションしたサーバーや専用線で接続した拠点に対し、フレッツISDN/ADSL、Bフレッツを導入した拠点からのアクセスを提供するサービス。インターネットに出ることなく、NTTの閉域網のみを使うセキュリティの高いVPNだ。
これまでフレッツ・VPN ワイドは、フレッツ光ネクスト(Bフレッツの後継であるFTTHサービス)のうち、家庭向けサービスである、
- ファミリー・ハイスピードタイプ(下り最大200Mbps)
- ファミリータイプ(下り最大100Mbps)
- マンション・ハイスピードタイプ(下り最大200Mbps)
- マンションタイプ(下り最大100Mbps)
のみに対応。最大1Gbpsを誇るビジネスタイプには対応していなかった。
新プランでは、アクセス回線としてビジネスタイプが選択可能になる。ただし、月額料金が6倍になる点は留意。たとえば、30拠点までの収容が可能なプランでは、ビジネスタイプ非対応の旧プラン「プラン30」は3000円だが、新プラン「プラン30プラス」では1万8000円になる。