デジタルガラクタアート!
でも見てて楽しくなっちゃう
「武蔵野美術大学」の展示品のひとつがコレ。VTRのメカが一定間隔ごとにテープローディングをするアートや、光学ドライブのエジェクトで自立したり座ったりする何か。さらに日本庭園でよく見かける竹を使った「カポーン!」となる「ししおどし」をプリンタのヘッドドライブ機構を使って再現したサイバーししおどしなどなど。どれも動きのあるサイバーアートで、メカフェチ垂涎の美術品だ。
Makerにも負けていない!
東工大ブース
東工大ブースで一番バカ(褒め言葉っすよ)だったのは、蒸気駆動自動演奏機だ。各音階を奏でるためのリコーダは、バルブに接続されている。いっぽうバルブには、一定の速度で穴の開いたテープを読み取る機構があり、テープに穴が開いている間リコーダーにエアーが供給されるというもの。しかもすべての動力源は、蒸気を使うというバカっぷり!
とはいえ、これを作るにはギアをはじめバルブ関連のパーツは精密&鏡面加工が必要なので、工作機械をウマく操作するテクニックが必要だ。