超高輝度PLASMAフラッシュ搭載
ソニー・エリクソン「Cyber-shotケータイ S003」
S003は前機種「Cyber-shotケータイ S001」を彷彿させるスライドのデザイン。しかし世界初の「防水スライド」だ。カメラのレンズカバーはチルトダウン式に変わり、開閉時のスライドカバーの段差をなくす、というソニエリらしいデザインのこだわりが見られる。
そのカメラ機能は1209万画素のCMOSセンサーを搭載。レンズには反射を抑え、鮮明な写真が撮影できる「両面マルチARコート付光学ガラスオーバーレンズ」を採用する。従来のフォトライトよりも約48倍明るい「PLASMAフラッシュ」は、暗所撮影に有効だ。さらに「マジカルショット」と呼ばれるエフェクトメニューが加わり、トイカメラモードなど、5つの効果撮影を用意している。
なお本機もCA005同様に、前機種の有機ELから、3.2型フルワイドVGAのTFT液晶を搭載している。
キーパッドを簡単に交換できる
日立「beskey」
「セレクトキーパッド」と呼ばれる機構を採用しており、キー全体を外して、交換できるユニークなケータイ。形状はスタンダードな折りたたみ型で何気ない外観だが、片手でスムーズにケータイを開けるように工夫している。
キーパッドの交換は、バッテリーカバーを外すのに似ていて、キーパッド全体を下に押す。ディスプレイの下、ヒンジ部分の隙間に爪を入れて行なうとより外しやすい。キーパッドをはがしても防水仕様なので安心だ。取り外しができるからといって、入力時の感触に違和感を覚えるようなことはなかった。
なお3つのパネルは標準で付属し、「Waterdrop key」は両手の親指で打つ“両手打ち”派に、「Float key」はキーを1つずつ親指で押す“決め打ち”派に、「Wave key」は親指をキー面に接触したまま滑らすように打つ“流し打ち”派にそれぞれ適しているという。
もうひとつ面白いのが「ルミナスサイン」と呼ばれるフロントパネルのイルミネーション。178パターンのアニメーションを用意している。また、キーバックライトも「ルミナスキーライト」と呼ばれる7色を選ぶことが可能だ。