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徳島マチアソビに『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』伏見つかさ登場

黒猫の妹がアニメに降臨!?――「俺の妹」トークイベント開催

2010年05月05日 13時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 アニメ制作会社ユーフォーテーブルが「徳島のマチを遊び尽くす」をテーマに開催するアニメイベント「マチアソビ」。2009年10月のvol.1から毎回動員数1万人を超えるこのイベントの、vol.3が5月2日〜4日に、徳島で開催された。その中で、5月1日にアニメ化が発表されたばかりの『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(以下、俺の妹)』のトークイベントが実施された。

左から、電撃文庫編集部小原一哲氏、三木一馬氏、伏見つかさ先生、アニプレックス岩上敦宏氏

 イベントには著者の伏見つかさ先生に加え、電撃文庫編集部で担当編集者の三木一馬氏、小原一哲氏がステージに登壇。さらに、アニメ「俺の妹」の担当プロデューサーでもある、アニプレックスの岩上敦宏氏をゲストに迎えて4名で進行した。気温24度と初夏並の日差しが照りつける中、野外ステージに150名を超す「俺の妹」ファンが訪れた。また、「俺の妹」は原作版公式サイトの企画で、桐乃黒猫がTwitterを使っていることで知られているが、そちらに届いた質問に対しても講演中に随時回答していた。

アニメには原作に出ないあのキャラも?

 今回のトークイベントでまず注目を集めたのはやはりアニメ化の話。原作ファンであり、「俺の妹」を“新時代のホームコメディ”と称する岩上氏は、「自分がぜひ動いているのを見てみたいと思わせる力があった」と、アニメ化をオファーした理由を最初に語った。

これは、どこに掲示された桐乃か分かるだろうか? 実は相当巨大なサイズでカメラの画角に入りきらなかった

左上と上の写真は「橋の下美術館」というマチアソビの企画で展示されたもの。徳島市内の中州を周遊する遊覧船から川に架かった橋を見上げると、桐乃の絵画が展示されていた。ほかにも『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』ブリッジや『劇場版 空の境界』ブリッジなど8作品が別々の橋の下にあり、時間帯によっては遊覧船は2時間待ちと大好評だったようだ

 また、聴衆の前でアニメについて話した初めての機会ということもあり、徳島のファンだけにアニメの先行情報を伝えていた。例えば、「俺の妹」のイラストを手がける、かんざきひろ氏がアニメサイドにも参加することも発表。
 『HEROMAN』などの作品で第一線のアニメーター(クレジットは織田広之)としても活躍する同士の参加で、原作ファンのイメージそのままの桐乃や黒猫が動き回ることになりそうだ。また、かんざきひろ氏は、以前ASCII.jpのインタビュー記事でも語っているように、ミュージシャン鼻そうめんPとしても知られる。音楽面でもどのように関わっていくのか注目が集まる。

 さらに、Twitter経由でファンから「黒猫の家族が描かれることが少ないので出してほしい」という声が送られると、「実は黒猫の妹はアニメには登場させます」(伏見先生)とアニメならではのお楽しみがあることも発表。「俺の妹」単行本5巻を読んだ人なら分かるように、黒猫人気の高い同作品。今から待ちきれないファンも多いだろう。

(次ページへ続く)

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