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XPネットブック向けのWindows 7移行サービスが開始

2010年04月20日 14時43分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 マイクロソフトは20日、Windows XPを搭載するネットブックのユーザー向けに、システムビルダー4社と協力してWindows 7への移行サービスを開始した。ネットブックのハードウェアのアップグレードやインストールサービスなどが提供される。

 同日開催された記者説明会にて、同社コマーシャルWindows本部 本部長の中川 哲氏は、日本にある個人向けパソコン約3560万台のうち、約277万台(約7.8%)をネットブックが占めるという調査会社による統計を示し、これらの約89%(約247万台)にWindows XPが搭載されていると述べた。

ネットブックの9割近くがWindows XPのまま ネットブックの9割近くがWindows XPのまま
日本市場でのネットブックの台数は約277万台。その9割近くがWindows XPのまま。ただし、Windows 7発売後は73%がWindows 7搭載機になっているという

 一方で中川氏は、既存ネットブックユーザーの多くが、CPU性能の不足による処理性能不足に強い不満を持っているという同社による調査結果を示した。ネットブックでも起動・シャットダウンやファイルコピーなどが高速なWindows 7に移行することで、より快適な体験が得られるというのが利点であるという。

Windows 7とWindows XPのパフォーマンス比較の例 マイクロソフト調査による、ネットブックでのWindows 7とWindows XPのパフォーマンス比較の例。特にOSの終了は顕著に速くなっている

 今回の移行サービスは、パソコン販売店やパーツショップを展開するアプライド、クレバリー、サードウェーブ(ドスパラ)、ユニットコム(パソコン工房、TWOTOP、Faith)のシステムビルダー4社と協力して、ユーザーのXP搭載ネットブックへのWindows 7インストールと、HDDやメモリーの交換・増設などをセットにして提供する。

 各社の提供するサービス内容の仔細は異なるが、「ハードウェア強化とWindows 7インストールのセット」が基本となる。ハードウェアも単なる増量だけでなく、例えばHDDを高速なSSDに交換するといったサービスも用意されている。

 システムビルダー4社の製品以外のネットブックも、移行サービスの対象となる。提供されるWindows 7はいわゆるDSP版で、Windows 7 Home Premiumが基本となる(ネットブック向けの「Starter」にはDSP版が存在しないため)。Windows XPからWindows 7へのアップグレードインストール(上書きインストール)はできないので、基本的には新規インストールにユーザーデータの移行が組み合わされてサービスを提供するようだ。またXP搭載ネットブックにWindows 7をインストールする際の技術情報などは、マイクロソフトからシステムビルダーに提供されるとのことだ。

アプライド
NetBook Windows 7 Upgrade サービス
クレバリー
ネットブックアップグレードサービス
サードウェーブ
ネットブック Windows 7 アップグレードキャンペーン
ユニットコム
Windows 7 アップグレードサポートサービス

 価格はサービス内容により異なるが、DSP版Windows 7の料金も含めて、各社ともおおむね2万円台から3万円台後半のサービスを予定している。XPのネットブックのパフォーマンスに不満を感じる人は、試してみる価値があるサービスと言えそうだ。

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