![]() |
|---|
| 1台のパソコンから6台の液晶ディスプレーに映像を出力! |
1台のパソコンから2台のディスプレーに表示するデュアルディスプレーは、作業効率が高まるので人気だ。今時のグラフィックスカードでは2画面出力は当たり前だし、ノートパソコンでも映像出力端子を備えている。
ところが、デュアルディスプレーを使っていると、今度は3つめの画面が欲しくなる。3画面を使っていると……。ということで、今回は液晶ディスプレーを6台を組み合わせて、合計1005万ドットのデスクトップを構築・活用する技を紹介する。
3画面以上のマルチディスプレーを
構築する方法は3種類
筆者は普通の作業時でも、多数のアプリケーションが起動している。そのためディスプレーが大きいほど、作業効率は高まる。本当は60型くらいで解像度が4K2K(4096×2048ドット)くらいのディスプレーがあるとうれしいのだが、高級車並みの価格になるし、そもそも1m以下の距離で見る作業用にはならないだろう。そこで、マルチディスプレーを構築している。
今時のグラフィックスカードなら、2系統出力は当たり前になっている。デュアルディスプレーなら、ただケーブルをつなぐだけで実現可能だ。3画面以上を望むなら、3つの方法がある。まず1枚のグラフィックスカードで3画面以上出力できる製品を使うこと。例えば最新の「ATI Radeon HD 5870 Eyefinity 6 Edition」なら、1枚のカードから最大6画面まで表示できる。ただし、この場合はDisplayPortを備えた液晶ディスプレーが6台必要になる(またはMini DisplayPort-DualLink DVI変換ケーブルを6個用意する)。
![]() | ![]() | |
|---|---|---|
| 発売されたばかりの、6画面出力が可能な「SAPPHIRE HD5870 2G GDDR5 PCI-E HEXAD MINI DP」。価格は約6万9000円 | ||
高級なグラフィックスカードは高いので、一般的には複数枚の安価なグラフィックスカードを搭載することが多い。PCI Express x16スロットを複数備えているマザーボードなら、選択肢に困ることはない。その際は、できるだけ1枚目と同じGPUメーカーの製品を選ぼう。x16スロットがひとつしかない場合は、PCI Express x1やPCI接続のグラフィックスカードが必要になる。だが製品数が少ないうえ、性能面でもPCI Express x16より割高になる。相性問題も時々起きる。
![]() | エルザジャパンのPCIe x1対応グラフィックスカード「ELSA GLADIAC 210 LP x1」。搭載GPUはGeForce 210 |
|---|
もっとも手軽なのが、USBディスプレーアダプターを使う方法だ。パソコンにつないだアダプターにディスプレーケーブルをつなぎ、映像を出力できる。最近はDVI接続の製品も増え、フルHDを超える解像度の表示も可能だ。以前はUSBディスプレーアダプターからの表示が遅く使いにくかったが、こちらも改善され、ビジネスユースなら普通に利用できる。
グラフィックスカード×2
+USBディスプレーアダプターで6画面表示
筆者はPCI Express x16対応のGeForece 9800 GT搭載カードと、PCI Express x1対応のGeForce 210搭載カード「ELSA GLADIAC 210 LP x1」の2枚を、USBディスプレーアダプターには「USB-RGB/D2」と「REX-USBDVI2」を利用している。これで合計6画面だ。
![]() | ![]() | |
|---|---|---|
| アイ・オー・データ機器の「USB-RGB/D2」(実売価格8980円) | ラトックシステムの「REX-USBDVI2」(実売価格9980円) |
液晶ディスプレーは時々購入しているので、メーカーやサイズが統一されていない。当初はたくさん余っている17型液晶ディスプレーでマルチディスプレーを組んでいたが、今では大型液晶ディスプレーに置き換えている。今回の構成では、うち3台にアイ・オー・データ機器のフルHD液晶ディスプレー「LCD-AD221EW」を使用している。これなら3台買っても6万円ちょっとで手に入る。
![]() | 21.6型フルHDながら、実売では2万円を切る「LCD-AD221EW」 |
|---|
この連載の記事
- 第94回 6画面ディスプレーに出力できるPCを自作する技【後編】
- 第93回 写真やロゴから切手やチョコなどのオリジナルグッズを製作する技
- 第92回 自宅のネット回線をWiMAXにして出費を抑える技
- 第91回 月額300円で手持ちのPC・Mac・AndroidにATOKを入れる技
- 第90回 停電時に家電が使えるエネルギーサーバーを活用する技
- 第89回 6画面ディスプレーの巨大デスクトップを構築する技【前編】
- 第88回 PC・スマホと連携できる体重計を活用してダイエットする技
- 第87回 日本語化したLinkedInをキャリアアップに役立てる技
- 第86回 iPhone 4Sと上手につきあう技
- 第85回 iPod nanoを腕時計として利用する技
- この連載の一覧へ





















