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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 ― 第7回

リビングの大画面テレビをPCディスプレーにする技

2010年03月23日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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リビングの大画面テレビをパソコン用ディスプレーとして利用する技をご紹介しよう

 パソコン用ディスプレーは、相変わらず大型化と低価格化が進んでいる。デスクトップパソコンなら、20型以上の液晶ディスプレーを利用している人も多いのではないだろうか。大画面&高解像度の快適さは、一度触れたら元には戻れない。そこで、思いつくのがリビングの大画面テレビ。液晶テレビなら37~42型で10万円程度から。値は張るが55型、60型といった巨大な製品も珍しくない。

 「パソコンディスプレーと大画面テレビは別物」というのが常識かもしれないが、結論から言えば、意外と使える。利用シーンによっては、最強とも言えるディスプレー環境となるのだ。今回は、52型と42型のフルHD液晶テレビを使った、デュアルディスプレーの使い方を紹介しよう。

今回試用した52型液晶テレビのソニー・ブラビア「KDL52-EX700」。中級機ながらLEDバックライトを採用する。実売価格は30万円前後同じく試用した東芝「dynabook Qosmio V V65/88L」。Spurs Engineを内蔵する強力なテレパソノート。実売価格は19万円台半ば

友人と一緒にウェブサイトを
見るなら最高の環境

52型液晶テレビでYouTubeを観る

 リビングでパソコンを使うなら、大画面液晶テレビに表示させてみよう。フルHD液晶パネルを搭載するテレビなら、高精細&大画面のデスクトップに感動するはずだ。筆者はパソコン用のメインディスプレーとして23.1型のフルHD液晶ディスプレーを使っている。このディスプレーでは、デスクトップ上に置いてある「ごみ箱」アイコン名の横幅は約1cm。これが42型の液晶テレビだと2.2cm、52型だと2.7cmのサイズになる。52型の有効画面サイズは横115.2×縦64.8cmで、対角線長は132.2cmと巨大だ。

52型液晶テレビのアイコンサイズ42型液晶テレビのアイコンサイズ

 普段テレビを試聴する距離から、ウェブブラウザーの細かい文字を読むのはつらいようにも思うが、やってみると普通に利用できる。パソコンディスプレーのように1m以下の距離から見ると目が疲れるので、近視の人はDPIの設定を変更して、大きく表示するようにしておこう。明るすぎたり暗すぎる場合は、テレビ側の設定を変更する。液晶テレビは視野角が広く、多人数で鑑賞するのに最適だ。

細かい文字が見えにくいなら、Windowsの設定でDPIを大きくする
明るさを調整する。42型のレグザの例

 リビングのテレビにパソコンをつないで見るのに、もっとも楽しいのがYouTubeやニコニコ動画などの動画投稿サイトだ。家族や友人と一緒に見るなら、映画やテレビよりも盛り上がること間違いなし。大笑いしたり感動しながら、感想を言い合う。“リアルニコ動”といった趣きだ。自分の検索テクニックを披露してみるのもいいし、友人もネット動画に詳しいなら、厳選のお気に入りを見せあうのもいい。

 定番の使い方としては、写真や動画の鑑賞がある。最近のBDレコーダーやテレビでは、USBメモリーやSDメモリーカードなどを装着し、写真や動画を再生できる製品もあるので楽しんでいる人も多いだろう。しかし、パソコンをつなげれば、パソコン内すべてのコンテンツを自由に表示できる。

 ウェブブラウザーを全画面表示し、ウェブサーフィンすることも可能。もちろんパソコンだから、メールやオフィスソフトも利用できる。ただし、細かい文字を読むのはやや疲れる。リビングでリラックスしているときに情報をチェックしたり、数通のメールを送受信するのには問題ないが、本格的な長時間作業には向いていない。例えばリビングのソファに座った状態で、原稿を書くのは難しいものだ。仕事はやはり、デスクに向かった方がはかどる。

 テレビ自体やゲーム機がウェブブラウザーを搭載していることもあるが、パソコンと比べれば操作性が悪い。やはり、キーボードとマウスで操作するのが一番だ。

テレビが搭載しているウェブブラウザーでは、URLをリモコンで入力する必要がある

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