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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第144回

気がつくとそこにいる!? 都会に生きる猫たち

2010年03月19日 17時06分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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東京都新宿区の猫。建物の隙間から差し込む夕日を背に逆光で。悠然としてるけど、近寄ると脱兎のごとく逃げられました。おどかしてすまん(2008年12月 キヤノン Powershot SX1IS)
東京都新宿区の猫。建物の隙間から差し込む夕日を背に逆光で。悠然としてるけど、近寄ると脱兎のごとく逃げられました。おどかしてすまん(2008年12月 キヤノン Powershot SX1IS)

 もちろん、都会にも猫はいるのである。人があまりに多いといくら人なつこい性格でも普段は隠れてしまうのでなかなか目にしないだけだ。

 ふと散歩してると、たまに、路地裏や駐車場、ビルの隙間のちょっとした空間にひょこんと座っていることがある。そういう猫を見つけると「たくましく生きているんだなあ」と思えてうれしい。

 時には「餌場」が用意されていたりする。物陰とか階段の裏とかだ。誰かがこっそり世話をしてるんだろう。

 今回はそんな写真。冒頭の写真は新宿区。オフィスビルの階段や庇の上で、よく日向ぼっこしてる猫だ。近くに狭い突き当たりの路地があり、その辺に住んでいるらしい。

 人が近づくと逃げるが、わざわざ道路近くで日向ぼっこしてるところを見ると、まったくの野良ではなさそうだ。

東京都港区。急な斜面を上る階段の踊り場の手すりの上にいた赤坂猫。この時以来、見てないのだが、まだ生きてるだろうか。8年も経っているから無理かも(2002年8月 富士フイルム FinePix A303)東京都港区。急な斜面を上る階段の踊り場の手すりの上にいた赤坂猫。この時以来、見てないのだが、まだ生きてるだろうか。8年も経っているから無理かも(2002年8月 富士フイルム FinePix A303)

 都会っぽい場所といえば、港区。しかも赤坂。TBSの近くで8年前に見つけた猫。

 よく歩いた場所だが、こんなに近くで見かけたのはこれが最初で最後。赤坂というのは地名が示すとおり「坂」で、急坂が多い(つまり台地の端っこにある)場所。台地上のビルと台地下のビルの間に、日があまり当たらない小さな崖が残されており、どうもその辺に生息していたようだ。

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