納入されたら即稼働?
すべてのセッティングを行なうインフラ工場
インフラ工場というのは、サーバーのハードウェアからソフトウェアまで、すべてのセッティングを行なうための施設だ。富士通アイソテックではこれを“付加価値作業”と呼ぶ。ラックへの取り付けからケーブリングといった力作業や面倒な作業を、治具が豊富な工場内でやってもらえるのもメリットだし、RAID構築やOS、ミドルウェアのインストール、パラメーター設定やシステム確認までしてくれるので、出荷時には稼働直前の状態まで持って行くことができる。
また、SE工場はエコの面でも役に立っているという。つまり、通常出荷で大量に排出される梱包材の類を、セッティングを終了してから出荷するために抑えることができるからだ。
現在では、システムを購入したSEが、遠隔ログインしてセッティングできるサービスも行なわれているという。
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