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週刊 PC&周辺機器レビュー ― 第33回

マルチタッチディスプレー LCD-AD221FBの実力を検証

2009年11月27日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 Windows 7は標準でマルチタッチ機能をサポートしている。タッチパネルやタッチパッドを複数の指でなぞり、さまざまな操作ができる。今回はアイ・オー・データ機器から2010年1月に発売予定の「LCD-AD221FB-T」の試作機をお借りできた。「LCD-AD221FB-T」は21.5型のフルHD液晶で、Windows 7のマルチタッチに対応している。早速レビューしてみよう。


ケーブルをつなぐだけで即使える

LCD-AD221FB-T LCD-AD221FB-T

 まず映像入力は、HDCP対応のDVI-DとアナログRGB(D-sub15ピン)の2系統を備え、タッチパネルの操作はUSB 1.1で行なう。あとは、内蔵スピーカー用のステレオオーディオケーブル(ミニジャック)をつなげるだけで準備完了。Windows 7パソコンを起動してしばらく待つと、バックグランドでデバイスが認識される。この時点からタッチでの操作が可能だ。タッチパネルは光学式で、指先のほか付属のペンでも操作できる。

本体背面にある端子類 本体背面にある端子類。映像入力はDVI-DとアナログRGBで、写真右のUSBポートでタッチ操作のデータを送る
ペンでの操作も可能 付属スタイラスペンを収納できる
光学式なので、指だけでなくペンでの操作も可能本体右側面に付属スタイラスペンを収納できる

 初期状態ではパネルがやや暗く感じられたが、メニューから輝度とコントラストを高くすれば明るく、くっきりとした表示になった。画質も暖色系の色味が強かったが、色温度を上げれば好みの色合いに調節できる。輝度は260cd/m2、コントラストは1000:1、応答速度は5msと、同価格帯の液晶ディスプレーと変わらないスペックを持つ。解像度も1920×1080ドットのフルHDで、タッチパネルが内蔵された分だけコストパフォーマンスが高いと言える。

 外観は直線的なデザインで、ベゼルは左右が11mm、上が24mmとスリムになっている。スタンドは金属製で高級感があり、安定性も抜群だ。液晶パネル表面には厚さ2mmのガラスがはめ込まれており、映り込みは強め。室内が明るい状態で黒っぽい画像などを表示すると、光源でなくても普通に映ってしまう。タッチパネルではしかたのないところか。ガラスは硬度8Hと頑丈で、227gの鉄球を145cmから落下させるテストをクリアしている。指で強く押してもびくともしないし、ペンを強く当ててしまっても傷つくことはなさそうだ。

 フルHDの解像度とはいえ、表示エリアのサイズは476.6×268.1mm、画素ピッチが0.248×0.248mmなので視認性は高い。しかし光学式センサーなので、ペンや指をパネル表面数mmまで近づけると、意図せず反応してしまうことがある。細かい操作は苦手なので、Windows 7のディスプレーの設定で、DPIを大きくしておくと使いやすい。

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