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痛車で学ぶドライビングテクニック

痛車で交通安全! 京痛安全運転走行会開催!

2009年11月07日 12時00分更新

文● 河村椎祐

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痛車だからこそ安全運転を!

 近年、「痛車」という文化が広まるにつれて、痛車だけが集まるミーティングイベントが日本各地で数多く開催されている。サーキットでスポーツ走行を楽しむ走行会形式の痛車イベントも徐々に増えつつあるが、そのなかでも今回紹介するイベントは、特に「安全に、楽しくスポーツ走行を楽しむためのノウハウを学べる」ということで、第1回目から好評を博しているイベントなのだ。

 それでは、そんな一風変わった走行会「第2回 京痛安全運転走行会」の模様をお届けしよう。


 この走行会を企画したのは、今年の全日本ラリー選手権「KYOTO南丹ラリー」とのコラボレートイベントとして高い注目を集めた「なんタン痛車祭」の主催も行なっていた、京都痛車組合。ことの発端は、最近チームに所属する人間が増える一方、せっかくの痛車を事故でダメにしてしまうチーム員も増えてきたことから、いざというときにクルマを制御できる運転技術をサーキット走行を通じて学んでもらおう、と考えたという。第1回目は今年3月に、奈良県の名阪スポーツランドのパイロンコースで行なわれたが、2回目となる今回は、同じ名阪スポーツランドでも、一般の走行会も多く開催されているミニサーキット風のEコースで開催された。

講師として招待された「メロンブックス・ラリーチャレンジ」の浜 孝佳選手(左)と、中村信博選手(右)の挨拶からイベントスタート!

 この「京痛安全運転走行会」の特徴は3つある。1つは、痛車サークルが主催していながら、参加車両には特に痛車であることは求められておらず、またスポーツ車だけでなく1BOXや軽トラまでどんな車種でも参加OKということ。もちろん痛車率は高いけれど、ステッカーチューンが何も施されていないクルマや、ダートラやジムカーナといった競技車両も痛車に混じって元気良く走り回っていた。あくまで「痛車文化に理解のある人」ならば、誰でも参加可能なイベントとして開催されているのである。

今回の走行会では本当に多種多様な車がエントリーしていて、眺めているだけでもその楽しさが伝わってくるようだった

 2つめは、クルマを制御する技術を学ぶイベントということで、ちゃんと講師を招いてクルマに関する講義や同乗指導も行なわれていること。講師として招かれていたのは、ASCII.jpでもお馴染みの全日本ラリーチーム「メロンブックス・ラリーチャレンジ」の3人のクルー。今回は、2008年ドライバーで全日本JN-1ドライバーズチャンピオンを獲得した廣瀬康宏選手、2009年ドライバーでメロンブックス・ランサーを駆る浜 孝佳選手、それにチーム代表兼コドライバーである中村信博選手の3人が講師として招かれており、それぞれ廣瀬選手、浜選手が同乗指導とデモランを担当し、中村選手が初級者向けの簡単な座学を受け持つという分業で講義が行なわれた。

当初は会場に来る予定が立っていなかったというメロンブックス・ランサー。しかし前日までに何とかメンテナンスを終え、急遽デモランマシンとして参加が決定したのだ!

 3つめは、ドラテク講義ということでイベント自体も堅苦しくなりそうなところを、一方で「スポーツ走行をしっかり楽しんでもらう」のも目的のひとつとしていることだ。初級者でじっくりドラテクを学んでもらうのもよし、中上級レベルでガンガン走り回ってもらうのもOK。そのスタイルも、タイムを詰めるグリップ走行から派手なアクションのドリフト走行まで、何でもござれ。レベルや走り方の違う多くの参加者を安全に走らせるために、走行方式はジムカーナ風に1台ずつとしているところに工夫のあとを見ることができる。

グリップからドリフトまで、様々な走り方でサーキットを攻める参加者たち。自分でアタックするだけでなく、他の参加者の走り方をじっくりと眺めることで、おのずと車への接し方も身に付いてくるのだ

(次ページへ続く)

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