このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

折りたたみ式でUSB駆動

DR-150──カバンに入る超小型スキャナー

2009年10月22日 19時08分更新

文● 行正和義

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 低価格なインクジェット複合機の普及もあって、以前にも増してスキャナーが身近なものになっている。とはいえ設置場所を取ることから、複合機の導入に抵抗感を持っている読者も少なからずいるだろう。そんな人に絶好の製品がこの秋キヤノンから登場した。

imageFORMULA DR-150。非常にコンパクトなドキュメントスキャナーだ

 「imageFORMULA」のブランドを掲げた「DR-150」だ。


非常にコンパクトだが、シートフィーダも搭載

 シートフィード専用のコンパクトなドキュメントスキャナーで、形状はシンプルな直方体。そのサイズや形状は、やや旧製品となるがモバイルインクジェットプリンター「Canon BJ M40」を思い起こさせる。

本体上面と前面を開けると大きな給紙トレイが現れる。基本的な操作ボタンと言えば上面のスキャンスタートボタンのみだ。

 ソリッドな上面は鏡面仕上げ、側面や前面は持ちやすくディンプルのある艶消しになっており、安っぽい印象はほとんどない。これは事務用品然とした他社のドキュメントスキャナーとは一線を画していて好感が持てる。

 コンパクトなボディーながら両面スキャンに対応し、A4以下の様々な用紙サイズに対応する。折りたたんだ状態で、本体前面を持って上に引き上げれば前面と上面がそのまま給紙トレイに早変わりする。この状態で、2本の細長いガイド(左右連動)を立てればA4縦の長さが収まる。

トレイ開閉の手順。小さな本体にもかかわらず給紙トレイはA4をセットしてもしっかり立てられるサイズ。

 A4サイズ1枚や紙焼き写真ならば、ここにそのまま原稿をセットすればよいが、何枚もの原稿を連続で給紙する場合はさらにトレイ面上にガイドのツメが立てると安定する。

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ