本記事はビジネスプロジェクター特集の第4回です。プロジェクターの最新トレンド、モバイルプロジェクターカタログは以下のリンクからご参照いただけます。
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| エプソンダイレクトのプロジェクターで普及モデルにあたる「EB-S7」 |
ビジネスプロジェクターの価格はかなりこなれてきており、オートフォーカスや斜め変形の自動補正機能などを省略したスタンダードなものなら、実売4~5万円程度の製品も増えてきた。
エプソンダイレクト「EB-S7」は、同社プロジェクターラインナップの普及モデルにあたる。上位モデルの「EB-X7」(XGA)、「EB-W7」(WXGA)は1024×768ドット以上の高解像度液晶パネル(表示素子)や光学ズームなどを持つのに対して、S7は解像度が800×600ドット、光学ズームなし(デジタルズームあり。X7とW7は手動光学ズーム付き)とスペックは控えめながら、価格を4万9800円と抑えているのが特徴だ。
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| 操作は基本的にリモコンで行なうが、本体側でも可能だ | 前面と背面。前面のレンズ部分は普段プラスチックのカバーで覆われていて、使用時に手でスライドする。光源の冷却機構は側面吸気/前面排気となる。プロジェクターの隣に座っても不快な熱風を浴びる心配はない |
ボディーは、手動式のレンズカバーを持つ、角の丸いシンプルな直方体。底面積はA4ノートPCとほぼ同等で、厚みはノートPCの約3~4倍程度。A4ノートPCとACアダプターや書類などが入るビジネスバッグなら、無理せず入るサイズだ。重量は約2.3kg。
パッケージには肩掛けベルト付きのキャリングケースが標準添付しており、付属の各種ケーブルを入れるサイドポケットも付いているので、肩掛けでひととおりの機材を持って移動できるセットになっている。また、上面のボタン類をはじめ、本体には特に突起はないため、バッグからの取り出しや収納がスムーズにできて、使いやすい。
![]() | 布製キャリングケースにはショルダーベルトが付いており、サイドポケットにケーブルやリモコンを収納できる |
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入力系統はアナログRGB、ビデオ(コンポジット・S-VIDEO)、USBディスプレー、音声(ステレオ)。出力系統はアナログRGBと音声出力を装備する。中でも便利なのはUSBディスプレー(USB接続)で、PCとUSBケーブル1本接続するだけでドライバーが自動的にインストールされ、PCと同じ画面が出力される(動作環境などの詳細は同社Webサイトを参照)。アナログRGBケーブルよりも細くてかさばらないし、音声も出力できるのはノートPCでは特に使いやすく、移動の際も機材が少なくて便利だ。
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| コントローラーは本体のメニュー操作のほか、プレゼンテーション用のページアップ/ページダウン、ポインター(PCのマウス代替ではなく、画面上の注目点を表示するカーソルを動かす)などの機能がある |
SVGAという解像度はビジネスプロジェクターの中では低め。入力信号は最大SXGA+(1400×1050ドット)まで対応し、リサイズして表示できるが、XGA以上の解像度では小さな字が若干潰れてしまう。特に台形歪み補正を使うと潰れが大きくなってしまう。とはいえ表を多用しないプレゼン資料であれば表示はかなり自然で、アナログRGB、USB接続時ともにそれほど読みづらい印象はない。
実際に1280×1024ドットの映像をアナログRGBとUSB接続でそれぞれ表示してみたが、16ドットフォントだと若干字体が崩れる部分も見られたが、24ドットフォントに変更すれば奇麗に表示されて読みやすい。表データが主体で1画面まるまる表組みという資料ではXGA/WXGA対応の上位機種のほうをお勧めしたいが、多くのプレゼンシーンでは本機のスペックでも十分で、5万円を切る価格を考えても、コストパフォーマンスはかなり高いと言える。
![]() | 本体底面の前端には小さな脚が収納され、角度を付けられる。さらに底面後端の脚もダイヤル式で調整でき、左右の高さもわずかながら変えられる。投影シートや壁面に正対できない場合に便利だ |
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(次ページ、「USB接続とアナログRGB接続での画質比較」に続く)



















