CMをカットしてBDにダビング
最近は2層のBD-R DLを中心につかっている
さてBDへのダビングだが、特に変わったことはしていない。録画した番組からCMをカットして、番組ごとに1枚のディスクにダビングする。CMもその時代を記す大切な情報だから消すのはもったいない……という意見があるようだが、どうなんですかね。個人的にはあまり興味がない。
CMカットを連休中に全部やるのは大変なので、本編とCMの間にチャプターを区切る作業だけは貯めすぎないように、毎日もしくは毎週末に作業している。
もっとも今時のBDレコーダーには、自動で本編とCMの間にチャプター点を区切るオートチャプター機能があるので、それをベースにしつつ、ズレている箇所を直したり、足りないチャプターを追加する。そしてダビングの直前に不要なチャプター(つまりCM部分)を削除する。
若干悩むのはメディアの選択。第1回でも記したように、UHF局であるMXTVやテレ玉はかなりビットレートが低め。またデータ放送がカットされるレコーダーがほとんどになっている。というわけで、25GBのBD-R1枚の地デジ録画時間は約3時間、などとメーカーサイトには書かかれていても、実際には5時間超の映像が保存できる場合がある。
なので、1クールのアニメ(12~13話)からCMをカットした場合、BD-R1枚に収まるケースもある。ちなみにソニーのレコーダーであればタイトルごとに小数点1桁まで、パナソニックのDIGAであればMBの単位まで録画データのサイズがわかるので、これを元にディスク1枚に入るか計算する。
とはいえ最近は2層のBD-R DLが低価格化しているので、1クール作品については基本的に全部無劣化のDRで録画して、BD-Rに収まらないならBD-R DLに変更している。2クール作品については1枚に収める取り回しを優先して、BD-R DL1枚に入りきらないならばH.264に変換してダビングする。
そのような用途に有利なのはDIGAだ。H.264(AVC)録画での画質の良さもさることながら、DIGAであればメニューから「レート変換」を選択しておけば、あとはレコーダーの電源を切っておけば、暇な時間を見つけて勝手に変換しておいてくれる。
一方ソニーのBDレコーダーは、最新モデルを含めてH.264に変換できるのはBDにダビングするタイミングのみ。この変換は映像と同じ時間かかるので、下手したらダビングに10時間以上の時間がかかるケースもありえる。その間レコーダーの使用に制限がかかるわけで、自分のような使い方にはDIGAのほうが上と言えるだろう。
この連載の記事
-
第8回
AV
新型チューナーでやっとそこそこ使える「スカパー!HD」 -
第7回
AV
録画は面倒だが、スポーツ見るならやっぱり「スカパー!HD」 -
第6回
AV
ワタシの完璧な録画ライフに立ちふさがるスカパー!HD -
第5回
AV
外付けHDDに対応した新型VARDIAは思い出保存レコ -
第4回
AV
貯まったアニメを見るために会社のPCにBD再生環境を作る -
第2回
AV
自宅を離れても、録画予約の抜けが無いかチェックする -
第1回
AV
アニメを録画するなら、まずは「引っ越し」からだ! - この連載の一覧へ