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音質的には最上位並み!? 新ウォークマンを早速試す

2009年09月16日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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 携帯オーディオプレーヤーの8月24日~30日の1週間の販売シェアにおいて、ソニーの「ウォークマン」がアップルの「iPod」を抜いたことが大きなニュースとなったのは記憶に新しい。iPodは新製品のリリース直前であり、その買い控えからのシェア逆転ではあったが、ウォークマンが着実にシェアを伸ばしているのは事実だろう。

 そして今回、さらなるシェア拡大に向けて投入された新製品が「NW-A840」「NW-S740」「NW-S640」という3つのシリーズである。

新たなミドルレンジモデルとして発表された「NW-A840」シリーズ。上位モデルのNW-X1000シリーズと同様、S-Masterを搭載した
新たなミドルレンジモデルとして発表された「NW-A840」シリーズ。上位モデルのNW-X1000シリーズと同様、S-Masterを搭載した

 特に注目したいのは、3シリーズの中でもっとも上位に位置するNW-A840である。最大の特徴は、ウォークマン最上位機種「NW-X1000」シリーズ(関連記事)と同じく、AVアンプやコンポで使われているフルデジタルアンプの「S-Master」を搭載している点。これにより、歪みが少ないクリアな音質を実現している。さらにジッターを低減させることで、音場感が向上することもS-Masterの魅力である。


環境に応じて効果を最適化
デジタルノイズキャンセリングを搭載

ホールドスイッチと音量調整ボタン、イヤフォン/WM-PORT端子の位置は従来と同様。ただ本体サイズは幅46.8×奥行き7.2×高さ104.9mmでとにかく薄く、胸ポケットにも余裕を持って入れられる

 NW-A840のラインナップは、16/32/64GBの3モデルで予想実売価格はそれぞれ2万4000円前後/3万円前後/4万円前後となっている(発売日は10月31日)。上位モデルのNW-X1000シリーズと比較すると、無線LANやYouTube動画の再生、ワンセグチューナーが削られている一方で、X1000の価格は32GBモデルで約5万円と、NW-A840シリーズの32GBモデルよりも2万円近く高い。

 NW-A840シリーズは、NW-X1000で大きな話題を呼んだデジタル式のノイズキャンセリングも備えている。「バス/電車モード」「飛行機モード」「オフィスモード」の3つのモードが用意され、環境によって異なる周波数のノイズをカットすることができる点も同様である。また音楽を再生しない場面でもノイズキャンセリングを利用できる「サイレントモード」も搭載されている。

デジタルノイズキャンセリングの環境選択画面(左)。デジタルノイズノイズキャンセリングの効果を±15の間で調整することも可能(右)

 実際にNW-A840でジャズやポップス系を中心に聴いてみたが、まず感じられたのは解像感が高く、さらにそれぞれの音の存在感が明瞭に感じられるということ。音像も明確で、臨場感のあるサウンドが楽しめる。

 デジタルノイズキャンセリングの効果も高い。今回地下鉄とオフィス内で試してみたが、特に威力を感じたのは地下鉄に乗っているときだ。ゴーッという電車の走行音が大幅に軽減されるため、普段より控えめな音量でも十分に聞き取れる。またオフィス内においても、空調音やキーボードの打鍵音が気にならなくなる。このデジタルノイズキャンセリングは、そのほかのデジタルオーディオプレーヤーに対して大きなアドバンテージだろう。

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