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変わるオタク市場 サンリオ、夏コミ出展の狙いを聞く

2009年08月22日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

「ハローキティといっしょ!」で出展したサンリオウェーブのブース。キティグッズを身につけたキャラクターが並ぶ

 コミックマーケット(コミケ)に「ハローキティ」が出展した。

 ブースにはキティグッズを身につけた「萌えキャラ」イラストをあしらったタオルやTシャツなどのグッズが並ぶ。イラストを描いているのはOKAMA氏や黒星紅白氏などの人気作家。出展したのはサンリオの子会社、サンリオウェーブだ。

 同社が運営する公式サイト「ハローキティといっしょ!」では、それぞれのキャラクターの細かい設定やサイドストーリーまでも描かれている。サイトそのものは5月から開設していたが、7月17日にサイト上でコミケへの出展を告知してから、話題が急速に広まった。

「C76コミケ限定SET」。ケータイクリーナーやミニタオル、クリアファイルなどをセットにしたもの
サンリオウェーブの矢野啓治氏。今回の出展は「キティちゃんのぬいぐるみを持ったフィギュア」をクライアントに提案したのがきっかけという

 サンリオウェーブは、レストラン事業やOEM(他社ブランド製品の製造)、またサンリオのライセンスによるキャラクタービジネスを軸とした企業。今回のキャラクター展開もその一環として行なったものだった。プロジェクトを動かしはじめたのはもう2年前のことになると、担当した矢野啓治氏は話す。

 「当社で他社からの依頼を受けてモノを作る中、フィギュア関係にも手を付けることがあったんです。その中で、クライアントに『キティちゃんのぬいぐるみを抱いた女の子のフィギュア』というのを提案したことがあったのが始まりでした」

 「あきたこまち」のパッケージにイラストをあしらった「萌え米」や、アニメのキャラクターで町おこしをした鷲宮町など、一連の「萌えビジネス」が発想のヒントとなった。「まずアキバ系というマーケットを無視するわけにはいかないと思ったんです」

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