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4代目となる南極観測船「2代目しらせ」がお披露目!

2009年07月24日 18時00分更新

文● 伊藤 真広

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 昨年の2008年7月に退役した3代目南極観測船「しらせ」の跡を継いで、4代目南極観測船として就航した「しらせ」。そのお披露目イベントが5月30日31日の2日間に渡って、海上自衛隊横須賀総監部で開催された。
 明日25日と26日の横浜港で開催される“海フェスタよこはま”の大さん橋埠頭でしらせの一般公開が再度実施される。その前に、先のお披露目イベントで公開されたしらせの内部をフォトレポート形式でお届けしよう。

小雨がパラつくにもかかわらず、JR横須賀駅から“海上自衛隊横須賀総監部”の入口まで、人の列は途切れることなく続いていた砕氷艦しらせ、イージス護衛艦きりしま、護衛艦いなづま、護衛艦うみぎりの4隻が並ぶという非常にレアなショット。これにひゅうがが加わっていれば!
船首部分のアンカーの下にある穴は、融雪用散水装置の散水穴。ここから水を放出することで、行く手を阻む氷の上の雪を溶かすしらせは氷を砕くために、船首部分が一般的な船と違う形状になっているのが、よくわかる
さっそく乗船開始! 乗船用タラップには“ICEBREAKER SHIRASE”の横断幕が張られていた

 今回就航した「しらせ」は、初代南極観測船“宗谷”から数えて4代目で、第25から第49次南極観測で活躍した3代目南極観測船“しらせ”の艦名をそのまま引き継いでいる。
 ちなみに海上自衛隊の艦の分類には南極観測船というものは存在せず、正式な分類名称は「砕氷艦」。“南極観測船”という呼び方は通称だが、砕氷艦より南極観測船のほうが馴染み深い人も多いと思うので、今回は“南極観測船”で通させていただくことにする。
 就航した「しらせ」は、今年実施される“第51期南極観測隊”から、南極地域観測隊員の移動と物資や機材など輸送任務に従事する予定になっている。まずは、「しらせ」のスペックを紹介しよう。

しらせ性能要目
基準排水量:12,650トン
寸法:全長138m、全幅28、深さ15.9m、喫水9.2m
軸出力:30,000馬力
主機形式:ディーゼル電気推進
速力:巡航15ノット/最大19.5ノット
砕氷能力:1.5m/3ノット
乗員:定員259名(乗組員179名、観測隊員等乗客80名)
搭載機:輸送用ヘリコプター2機、観測用ヘリコプター1機
進水/就役:2008年4月/2009年5月

 さて、お待ちかねの就航したばかりの「しらせ」の内部を見学だが、今回取材陣に公開されたのは一般公開コースではなく、プレス向けの特別コースとなっていた。では、新造砕氷艦「しらせ」の内部をご覧いただこう!

(次ページへ続く)

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