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ジャストシステム「親展通信」

安全多機能なジャストの法人向けファイル送信サービス

2009年07月08日 06時00分更新

文● 企画報道編集部

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 オンラインストレージサービスの先駆け「インターネットディスク」を運営するジャストシステムが、法人向けのセキュアな大容量ファイル送信サービス「親展通信」を開始した。

 親展通信は、上長の許可がないとファイルを送信できない「外部送信決裁機能」や、アクセスログを管理解析する「ログコンソール機能」(オプション)を有するなど、法人の組織的な運用に対応しているのが特徴だ。

 さらに、128bitSSLによる接続や、ダウンロード用URLの暗号化(類推不可能な文字列での発行)、データアクセス時のログイン認証といったセキュリティ対策も充実している。

特徴

親展通信の特徴

 具体的な送信の流れは以下の通りとなる。

  1. 送信者が親展通信のサーバにファイルをアップロード
  2. 受信者に「預かり通知メール」が送信される(外部送信決裁機能を使う場合は、決裁された後に送信)
  3. 受信者は、預かり通知メールに記載されたURLにログインし、「ダウンロード用親展パスワード」を設定
  4. 親展通信から、ダウンロード用のログインURLが受信者に対してメールされる
  5. 受信者は、ログインURLにアクセス。先ほど自分で設定したダウンロード用親展パスワードを入力してダウンロード開始
やりとり

親展通信の、やりとりの流れ

 上記の流れでファイルを送信することによって、安全かつ初めて親展通信を受信した人もメールに記載された情報のみでファイルの受信が可能となる。受信者は、親展通信へのユーザー登録などは必要ない。

 送信できるファイルの容量は、一度に200MBまで。同時に送信できるのは10件。預かり時間は120時間で、それを超えると自動削除される。また、通知メールや親展通信のページを英語にする「英語表示モード」も採用しているので、海外とのやりとりも可能となっている。

 さらに、上記したログコンソール機能のほか、受信者からの返信も受け取れる「センドバック機能」や、「ウイルスチェック機能」など、9つのオプションサービスも用意されている。

 価格は、10ユーザー1800円/月から。なお、国、地方自治体、公共団体およびそれに準ずる公共機関向けの「ガバメントエディション」、教育機関向けの「アカデミックエディション」は、10ユーザー1500円からとなっている。

 対応環境は、Windows 2000 Professional(SP4 以上)、Windows XP Home Edition/Professional(SP2以上、64bit版含む)、Windows Vista(各エディション、64bit版含む)、Mac OS X 10.4.11〜10.5となっているが、Mac OSは送信や決裁、ログ監査はできず、受信のみとなる。

 なお、親展通信のWebページには、2週間無料の「無料トライアル」が用意されている。

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