動きを捉えやすくなるスポーツモード
動いてる被写体をぶれないように撮るために、シャッタースピードが速めに設定されるモードだ。機種によっては感度がめいっぱい上がってしまうのでノイズに注意したいが、ぶれてる写真よりはしっかりと止まってるほうがいいだろう。
キヤノン EOS Kiss X3
ISO 1600で標準だと1/100秒だったシャッタースピードが、スポーツモードでは1/160秒になった。それに応じて、絞りの組み合わせが変わったが、スポーツモードのほうが絞りが開いている。感度を無理に上げないでシャッタースピードと絞りの組み合わせで対応したようだ。
ニコン D5000
標準プログラムだとISO感度をオートにしていても、ISO 200まででシャッターも1/60秒となる。普通の撮影ならぶれないが被写体が動いてると話は別。スポーツモードにするとISO感度が1600まで、シャッタースピードが1/500秒まで上がり、被写体をぶれさせないで撮影できる。
ペンタックス K-m
標準プログラムではISO 800で1/90秒、スポーツモードではISO 3200で1/180秒、絞りも1段絞り込まれている。動きの幅を考慮して被写界深度を上げようとしている可能性もある。
オリンパス E-620
標準プログラムではISO 500で1/80秒だが、スポーツモードではISO 3200で1/500秒と高速に設定される。
パナソニック LUMIX DMC-GH1
標準プログラムではISO 200で1/60秒だが、スポーツモードではISO 800で1/100秒となる。シャッタースピードの上昇は控え目だが、早くなればなるほど動きは止まりやすくなるので、多少でも早くなるほうがいい。
この連載の記事
-
第5回
デジカメ
夏の夜の思い出をきれいに残したい -
第4回
デジカメ
「カラーモード」で写真に味付けを! -
第2回
デジカメ
運動会をうまく撮れるデジタル一眼はどれ!? -
第1回
デジカメ
最新デジタル一眼はココが魅力! -
第-1回
デジカメ
10年後に感謝される最新デジタル一眼選び - この連載の一覧へ