開けた湿原で衛星捕捉成功!
ヤクシカに遭遇した場所もバッチリ記録
木の根にけつまづきながら、アップダウンのキツイ林の中をずっと歩き続け(道中おやつをかじり続け)、4時間後、ようやく花之江河(はなのえごう)湿原に到着した。
「ほらーっ、きれいでしょーー!」と通りすがりのおじいさんに力強く同意を求められるも、「はぁ、そうですね……」とあいまいにうなずくしかできない私。だって枯れ草に覆われたジメジメした原っぱにしか見えないんだもーん(注:花の季節にはきれいだそうです)。
湿原の中に敷かれた木道をぽくぽく歩きながら、「きっとこういうジメついたところにはモウセンゴケが生えているに違いない」と、地面を凝視していたら、左右の泥土に動物の足跡らしいひづめの跡や、コロコロと丸まったフンを発見。
この辺でお昼にするかー、とお弁当を広げたところ、いきなり野生のシカ登場! しかも親子だっ!
シカたちは、人の姿におびえることもなく、湿原に生えているコケをハグハグ食べ始めた。ここはビデオカメラの出番でしょー! とHDR-TG5Vを構えて撮影開始。するとGPS衛星をバッチリ捕捉でき、地図上に位置が表示された。
ヤクシカを撮影
ここではiPhoneもGPS位置情報を表示できたが、ソフトバンクのケータイ圏外のため、Google地図は表示されず、現在地を示す青い点だけを表示した。その点、地図を内蔵しているHDR-TG5Vは、インターネットに接続しなくても地図を参照できるので便利だ。
ただしHDR-TG5Vの内蔵地図はかなり大雑把な内容しか収録していないので、湿原の名前は表示されず、山中ではほとんど情報がないに等しいのが残念! また、よく晴れた屋外の光だと、液晶がとても見づらく、被写体がフレームに収まっているのかすらパッとわからない状態だった。
ここまでの結果
- 周囲に木がない開けた湿原で、ソニーHDR-TG5V、iPhoneがGPS衛星捕捉に成功。
- 野生のヤクシカ親子に遭遇。ソニーHDR-TG5Vはムービーも記録。ズームレンズがあるのがグッド!