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女子校生の上を行く! 携帯電話節約術 第4回

母さん、ケータイはそんなに高くないです!

2009年06月01日 16時00分更新

文● 小林 誠/ゴーズ、ASCII.jp編集部

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親がこちらのケータイに電話してくるとき
安いのはケータイか? 固定か?

 実家の親からケータイにかかってくる電話。少々わずらわしいなあと思いつつ、ふと着信履歴を見てみると固定電話ではなく、携帯電話の番号になっている。「ウチの親もついにケータイを持つようになったか」と感慨にふける。

 しばらくして親の方でもケータイに慣れてくると、いつもケータイから電話してくる。「ケータイに電話するなら、ケータイからのほうが安いんでしょ」と当たり前の事実であるように語りながら……。

 その逆で、安心のために親に何度もケータイを持つよう頼んでみても、親は「ケータイから電話すると高いんでしょ?」と言って持とうとしないなんて話もある。

 上の例ってどちらが本当なのだろうか? その疑問を解消すべく、今回調査した。

■今回の設定

・実家の母(地方在住)が息子(東京在住)に電話をかける
・息子はケータイしか持っていない
・電話をする時間は平日の夜間

 最近の若い人の多くは「ケータイだけ」で固定電話を持っていない。また仕事で忙しくて、あまり家にいないせいか、親はいつでもケータイに電話してくる。そんな例はよくあるだろう。

結論その1
親がまだケータイを持ってないのならば
同じキャリアに入って家族割で980円

 まず比較的ハッキリしていることがある。それは、

「同じキャリアのケータイを使い、家族割系サービスを利用するのが一番お得」

ということ。家族でNTTドコモやソフトバンクといった同一のキャリアに統一し、「ファミ割MAX50」「ホワイト家族24」のような家族向けの割引サービスを利用するのである。

NTTドコモ
タイプSSバリュー(無料通話25分相当)+ファミ割MAX50
980円

au
プランSSシンプル(無料通話25分相当)+家族割+誰でも割
980円

ソフトバンク
ホワイトプラン+ホワイト家族24
980円

 このケースならどれだけ家族と通話しても月980円でまかなえる。これは連載第2回でも説明したとおり。特殊なお得パターンについても同じく第2回を参照してほしい。

30分以上電話するなら家族割

家族割系のサービスを利用することで、980円で家族間通話が無料になる。よく通話をする家族間で、余計なお金を払いたくないのならば家族で同一キャリアに入って、この手のサービスを利用するのが一番だ

 固定電話から携帯電話への通話料の詳細は後述するが、特に何もしない状態で親の固定電話から息子のケータイに電話すると大体1分あたり30円前後の通話料がかかる。固定電話からケータイに毎月25~35分以上の電話をするくらいなら、ケータイを契約して、家族割系サービスに入ったほうがお得なのだ。

 特に親がまだケータイを持っていないのならば、この際だから自分と同じキャリアのケータイを持ってもらうのが一番だろう。

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