イー・モバイルはデータ通信サービスにおいて、上りの通信速度を最大5.8Mbpsに高速化。4月17日より開始するとともに、対応端末「D23HW」を発売することを発表した。なお下りは従来どおり最大7.2Mbpsのままで、高速化による料金プランの変更などもない。
同社ではは当初、下り3.6Mbps/上り384kbpsでサービスをスタートし、2007年12月に下りを7.2Mbpsに、2008年11月には「HSUPA」規格の導入により、上りを1.4Mbpsに高速化していた。今回の上り高速化はそれに続くものとなる。
サービスエリアは公共性の高いエリアが中心となり、当初の段階では東京/新宿/品川/渋谷/名古屋/大阪といった主要駅周辺や羽田空港/成田空港/中部国際空港/大阪空港などで利用できる。
Mac OS Xでも上り高速化を利用可能
一方「D23HW」は、USBスティックタイプのHuawei Technologies製端末。インストール時にCD-ROMドライブなどを必要としない「ゼロインストール」に対応する。また利用できるOSはWindows XP/Vistaに加え、Mac OS X 10.4~10.5も含まれている。
価格は「ベーシック」で3万8980円、2年契約が前提となる「新にねん」で1万4980円。なお、既存ユーザー向けの単体販売は3万8980円である。