セツナROCKを引っさげてVelforest.が東京に進出!
デビューシングルは「マイユア」の続編OP?
ゲーム、アニメと人気を集めた「Myself;Yourself」の続編「Myself;Yourself それぞれのfinale」の主題歌「蒼黒のスピカ」を歌う“Velforest.”がデビューシングルの発売を待たず、5pb.本社にて取材陣の前に姿をみせた。
6月27日に発売される「蒼黒のスピカ」がデビューシングルなので、日々ネットで情報収集をしている読者諸君も“Velforest.”というユニットが何者なのか、わからないと思うので紹介しよう。
“Velforest.”は、教頭(Key)とIZNAの2人が2005年に名古屋で結成したキラキラメロデスユニットで、インディーズや同人レーベルとして名古屋を中心に活動している。昨年、教頭がユニットから脱退することになり、ソロになってしまうVelforest.の行く末を案じて、5pb.の代表である志倉千代丸氏にメールしたことから、とんとん拍子に話が進んで、デビューが決定するという、メジャーデビューを夢見るアーティストの卵たちからはうらやましい限りの新星ユニットだ。
収録を終えたばかりのVelforest.に現在の心境とデビュー曲「蒼黒のスピカ」について話を聞いてきたので掲載しよう。
――「Myself;Yourself それぞれのfinale」の主題歌を歌うと決まったときの心境はいかがでしたか?
【Velforest.(以下:Vel)】 いいのかなぁーと思ったのと、やってやるぞ!!という思いがありました。これまで音楽は、誰かと一緒に作っていくものという認識でしたが、Velforest.として一人活動するのは初めてで、すごく不安でした。けど、1人きりだと思っていたのは間違っていて、志倉千代丸さんやレコーディングスタッフなど、一人じゃないんだなと気が付きました。
――「Myself;Yourself」の続編の主題歌ということですが……
【Vel】 前作の主題歌だった「Tears Infection…」は、Velforest.がまだインディーズの時から聞いていて、再生プレイヤーのお気に入りフォルダに入っています。だから、友達に「Myself;Yourself それぞれのfinale」の主題歌を歌うことになったって説明するときには、“この曲”の続編のOPを歌うことになったんだよって説明しています。
――「蒼黒のスピカ」を受け取った時の感想は?
【Vel】 感無量で、泣いちゃいました。歌詞を見たときに、志倉さんは自分の心の中を知っているんじゃないかってくらい、シンクロしていて驚きました。 あとは、いままでこういったメロディアスな曲を歌ったことがなかったので、歌えるか不安でした。
――歌えちゃった、わけですが、歌詞や曲でお気に入りの箇所があれば教えてください。
【Vel】 歌詞は2番の“磨り減らすような日々が”の辺りがすごく気に入っています。この曲を受け取ったときの心境とシンクロしている部分なので。 曲のお気に入りの部分は全部!なのですが、特にサビに入るところです。こう溜めて、一気に爆発する感じで、気持ちよく歌えるので気に入っています。
――デビューシングルということで初レコーディングでしたが、感想をお願いします。
【Vel】 レコーディングに9時間もかかったんですよ。まず好きに歌ってみてと言われたので、歌ってみたら「それでは強すぎる、もっと柔らかく」って言われたんですけど、それまで、柔らかく繊細に歌うなんてことをしたことがなかったので、慣れるまで時間がかかってしまいました。けど、もう繊細に歌う方法がわかったので次は大丈夫です(笑)
――完成版を聞いてみていかがでした?
【Vel】 感動しました!! 自分の声がCDになるということは凄いですね。そして声の魅力を、こんなにも引き出しくれるプロの人たちの技術はすごいと思いました。
――どんな人に聞いてもらいたいですか?
【Vel】 情けない人に聞いてもらいたいですね。あれっ?情けないって失礼ですよね……。なんだろう、人はみんな情けないところを持っていて、それでもいいんだよって、そういう弱いところはみんな持っているんだよって伝えたい、語り掛けたいと思っています。
――最後に、曲を聴くみなさんにメッセージをお願いします。
【Vel】 色んなタイプの曲を歌って、変幻自在の個性を“見せつけていく”ので、応援よろしくお願いします!!
Velforest.さんからコメントをいただいたぞ!