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LEDバックライトでコントラスト比は200万:1

W録ができる東芝の薄型テレビ「REGZA ZX」

2009年04月07日 17時31分更新

文● 橋本 優/トレンド編集部

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HDMI入力にも対応した「超解像」処理

左が新機種で、右が旧機種

左が新機種で、右が旧機種の映像。新機種のほうが芝の質感などがちゃんと表現されている

 低解像度の映像に対して画素復元処理をすることで、より緻密なフルHD表示を行なう「超解像」技術もパワーアップした(レゾリューションプラス2)。

HDMIで入力された信号の詳細な情報を確認できるようになった

HDMIで入力された信号の詳細な情報を確認できるようになった

 従来、外部のレコーダーなどでフルHDにアップスケーリングされたDVDや地デジの映像に対しては超解像処理は適用しなかった。しかし、新しいREGZAではHDMIで入力された信号を解析し、元が低解像度の映像であった場合は改めて超解像処理をする。これにより、DVDプレーヤーなどの映像もより高精細な表示ができるようになった。

 さらに、部屋の照明の種類や日の出・日の入りの時間などで画質を自動調整する「おまかせドンピシャ高画質」も進化した。明るい環境から暗い環境へ、逆に暗い環境から明るい環境へと変化した際の人間の目の順応度も高画質の要素とした(おまかせドンピシャ高画質・プロ)。

 例えば、夕方の室内で突然電気をつけると、テレビの画面は一瞬暗く感じる。これは人の目が周囲の明るさに慣れるまで時間がかかる(20~30秒)ためだ。新しいREGZAはこの時間差も考慮し、電気をつけた直後でも人の目にとって最適な映像を表示する。

 画質についてはいたせりつくせりの仕様と言えるだろう。

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