4月開始アニメ大特集 第6回

4月開始アニメの見どころはココだ！【話題作編】

この掌にあるのは、希望か、絶望か
最強のダークファンタジー、ここに
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」

(C)荒川弘／鋼の錬金術師製作委員会・MBS

作品解説
　2001年から「月刊　少年ガンガン」（スクウェアエニックス）で連載がスタートした荒川弘の大人気コミック「鋼の錬金術師」が原作。人気を博し、2003年にはTVアニメーション化され、続く劇場版と共に一般誌等でも話題となり、世界的な一大旋風を巻き起こすこととなった。2004年には第49回小学館漫画賞を受賞。コミックスは、4月11日発売の22巻で累計発行部数3600万部を突破する勢いだ。
　4月から始まる待望のTVシリーズは、装いも新たに主人公であるエルリック兄弟の絆を中心にストーリーが展開するほか、錬金術の有様や軍事国家で繰り広げられる謀略、多種多様な登場人物たちの行動や心情など複雑な状況が絡み合っていく様が丁寧に描き出され、“ハガレン”の持つ魅力的な世界がますます広がりをみせていく。
　複雑に絡み合う謎や次々と巻き起こる悲劇……さまざまな出来事に翻弄されながらも、兄弟は前向きに立ち向かっていく。

(C)荒川弘／鋼の錬金術師製作委員会・MBS

あらすじ
　「等価交換」の原則のもと、物質を理解、分解、そして再構築する、この世界で最先端の学術“錬金術”……。この錬金術において最大の“禁忌”とされていたのが「人体錬成」だった。
　病気で亡くなってしまった母親を甦らせようと、この禁忌を侵してしまい、全てを失ってしまった幼い兄弟がいた。錬金術師の国家資格を12歳という最年少で取得し、「鋼」の二つ名を持ち、右腕と右足に機械鎧（オートメイル）をまとった兄エドワード・エルリック。そして、母の錬成に失敗したがために体の全てを奪われ、魂だけを巨大な鋼鉄の鎧に定着させて生きることになった弟アルフォンス・エルリック。二人は失ったものを取り戻すため、「賢者の石」を探す旅に出る。
　しかし、兄弟は「賢者の石」の真実に近づくにつれて暗躍する人ならざる者たちと出会い、大きな陰謀の渦中へと巻き込まれていくこととなる。そして、軍事国家“アメストリス”は徐々にその本性を現していく。
　虐げられてきた民の果て無き憎しみと復讐の念、錬金術がもたらす幾多の悲劇……点在する悲劇は、やがて線となり、人を、民を、そして国すらをも飲み込んでいく。
　複雑に絡み合った謎や陰謀や数々の悲劇に遭遇しながら、兄弟は絶望と希望の狭間の中を前に向かって進んでいく……。

(C)荒川弘／鋼の錬金術師製作委員会・MBS

スタッフ
原作：荒川弘（「月刊　少年ガンガン」スクウェア・エニックス）
監督：入江泰浩
シリーズ構成：大野木寛
キャラクターデザイン：菅野宏紀
美術デザイン:金平和茂
美術監督:佐藤豪志
背景:草薙
色彩設計:中尾総子
錬成陣デザイン:荒牧伸志
音楽：千住明
音響監督:三間雅文
アニメーションスタジオ：ボンズ
製作：鋼の錬金術師製作委員会
オープニングテーマ　YUI 「again」
エンディングテーマ　シド「嘘」

(C)荒川弘／鋼の錬金術師製作委員会・MBS

キャスト
エドワード・エルリック：朴璐美
アルフォンス・エルリック：釘宮理恵
ウィンリィ・ロックベル：高本めぐみ
ロイ・マスタング：三木眞一郎
リザ・ホークアイ：折笠富美子
アレックス・ルイ・アームストロング：内海賢二
マース・ヒューズ：藤原啓治
ジャン・ハボック：うえだゆうじ
ハイマンス・ブレダ：佐藤美一
ケイン・フュリー：柿原徹也
ヴァトー・ファルマン：浜田賢二
マリア・ロス：名塚佳織
キング・ブラッドレイ：柴田秀勝
スカー：三宅健太
ラスト：井上喜久子
グラトニー：白鳥哲
エンヴィー：高山みなみ
ゾルフ・J・キンブリー：吉野裕行
ほか

テレビ放送情報
MBS・TBS系　4月5日から毎週日曜午後5時～
（※放送日時は放送局の都合により変更になる場合があります）

公式サイトURL http://www.hagaren.jp/

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