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【CEATEC JAPAN 2006レポート Vol.23】松下、ソニーでここが違う! 買う前に知っておきたいBlu-rayレコーダーの使い勝手

2006年10月09日 15時54分更新

文● 編集部 廣田稔

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松下機の編集機能はとてもシンプル。番組一覧から編集するビデオを選び、“番組編集”→“部分消去”と選ぶと編集画面が現われる。あとは消去するシーンの最初をイン点、最後をアウト点として指定して消去するだけだ。

部分消去を指示 イン点とアウト点を指定して消去
部分消去を指示イン点とアウト点を指定して消去

ソニー機の編集機能は見るべきところが多い。“おまかせチャプター”を利用し、CMの前後でチャプターを自動分割。あとは“チャプター選択消去”画面からCM部分だけを一括でカットできる。つまり、デジタル放送を録画→CMカット→BDメディアに書き込みというワークフローを最低限の操作で実現できるわけだ。

チャプターは自動分割後でも、再分割/結合といった操作が可能。加えて松下機と同じイン点/アウト点による消去にも対応している。

編集メニュー “チャプター選択消去”画面
編集メニュー“チャプター選択消去”画面
手動チャプター “A-B消去”
手動でチャプターを設定しているところイン点/アウト点消去と同じ“A-B消去”

ほかの機器との連携

松下機は、過去に録画したコピーワンスのコンテンツをBDレコーダー側にムーブして、BDメディアに記録できるというのが大きな特徴のひとつだ。ただし、ムーブ元は、同社製のD-VHSや、TS入出力に対応したi.LINK端子を備えるHDD&DVDレコーダーのみ。

説明員によれば、ムーブ元として松下が保証するのは自社製品のみで、他社のHDDレコーダーやD-VHSなどは松下で動作検証を行なわないという。

ソニーも自社が得意とするHDVカメラの分野から連携に対応していくようだ。こちらは自社の『HDR-HC1』や『HDR-HC3』などに加えて、キヤノン(株)の『iVIS HV10』など、HDVカメラであれば他社製品とも連携できる。

HDVカメラのコンテンツは、いったんHDDに取り込んで編集してからBDメディアに移せるほか、直接BDメディアに書き込むことも可能だ。

HDVのダビングを指示ダビング時には保存先をHDDとBDから選べる


       

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