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【CEATEC JAPAN 2006レポート Vol.7】ドコモとau、自社ブース内で、デジタルラジオ(3セグ)放送対応の試作機を展示

2006年10月03日 16時53分更新

文● 編集部 小林久

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(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)と、(株)KDDI(au)のブースでは、デジタルラジオの受信に対応した携帯電話の試作機が展示されていた。

ドコモの対応機。右側のオレンジ色の端末は、5.1chのバーチャル再生にも対応する

“3セグ放送”などとも呼ばれる、デジタルラジオ(地上デジタル音声放送)は、VHF帯の7チャンネル(1セグメントまたは3セグメント)を利用して、音声や画像、データ情報などを配信するサービス。ラジオ放送に加え、簡易動画(H.264)や静止画(JPEG)の配信も可能で、音声もステレオのほか、5.1chに対応する。2006年後半のサービス開始がアナウンスされていたものの、9月にその延期が発表されている。

このため、NTTドコモは「技術開発のみで製品化の時期は未定」と話していた。ただし、auは「今年度内(2007年3月まで)には端末の商品化ができる」と非常に積極的だった。

こちらはauの試作機。年度内の製品化を目指しているという

端末に関しては、ドコモがステレオ再生と5.1chのバーチャル再生に対応したモデルを1モデルずつ展示。auはステレオ再生に対応したモデルを1モデルのみ展示していた。

ともに完成度は高そうで、サービスのめどが立てば対応製品も続々と登場してきそうだ。

デジタルラジオの技術概要(ドコモブース)

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