SuperFlower製の14cm角ファン搭載電源がサイズから明日登場予定だ。High Performance Group製の580W電源「HPU-4K580」に似た着脱式ケーブルを採用した上位モデルの「SF-530R14」と、着脱式ではない廉価版の「SF-530A14」の2製品がラインナップされており、容量はどちらも530Wとなっている。
SuperFlower製の14cm角ファン搭載530W電源「SF-530R14」 |
“キャノンプラグ”を採用した着脱式のケーブルコネクタ。コネクタの形状は“Multi-Use”(4ピン)、“SATA”(5ピン)、“PCI-E/SLI”(6ピン)の3タイプがあり、差し間違えることがないようになっている |
上位モデルの「SF-530R14」は、ATX12V ver2.2、およびSSI-EPS12V ver2.6に準拠しており、コネクタ数は、ATXメイン(20ピン+4ピン)×1、EPS12V対応のATX12V(8ピン)×1、ATX12V(4ピン)×1、PCI Express用×2、Serial ATA用×2、HDD用×9、FDD用×1という構成。サイズのウェブサイトによると、「常時負荷を監視し、最小レベルの騒音値に制御しながらシステム環境に最適なファン回転数に調整するというフルオートファンコントロール機能を搭載している」とのこと。また、過負荷保護/過電圧保護/ショート防止回路を搭載しているほか、日本向け100V専用カスタム基盤を採用しているのが特徴となっている。本体サイズは150(W)×163(D)×86(H)mm。ケーブルは着脱式で、接点の信頼性を高めるという“キャノンプラグ”を採用している。
ケーブルを“キャノンプラグ”に接続した様子。かなりガッチリしており、抜ける心配はなさそうだ | ケーブルはカッパーシールド処理が施されている |
一方の「SF-530A14」は、ATX12V ver2.2に準拠した電源で、コネクタ数はATXメイン(20ピン+4ピン)×1、ATX12V(4ピン)×1、PCI Express用×2、Serial ATA用×4、HDD用×10、FDD用×2。という構成。EPS12V対応のATX12V(8ピン)コネクタがない代わりに、全体的なコネクタ数は増えている。また、ケーブルが着脱式ではないぶん価格が安くなっている。それ以外の仕様は上位モデルの「SF-530R14」と同じ。
両製品とも、CUSTOM、T-ZONE.PC DIY SHOP、ドスパラ、高速電脳などで販売を予定しており、予価は「SF-530R14」が1万3480円前後、「SF-530A14」が1万1480円前後としている。なお、「SF-530A14」はツクモパソコン本店とツクモケース王国でも販売を予定している。