デュアルコア版Pentium M“Yonah”のサーバー版とも言われる新型Xeon、開発コードネーム“Sossaman”を搭載するというSupermicro製のマザーボード「X6DLP-4G2」の展示デモがUSER'S SIDE本店で行われている。
デュアルコア版Pentium M“Yonah”のサーバー版とも言われる新型Xeon、開発コードネーム“Sossaman”を搭載するというSupermicro製のマザーボード「X6DLP-4G2」の展示デモがUSER'S SIDE本店で行われている |
“Sossaman”は、デュアルコア版Pentium M“Yonah”のサーバー版と目されている低消費電力を重視する高密度ブレードサーバー向けのXeon。詳細は不明ながらデモ機のマザーボードに搭載された2個のCPUは、Pentium M用だという小型のCPUクーラーで冷却されていた。さらに販売時にマザーボードに同梱される予定という専用クーラーはなんとファンレス。もちろんシステムクーラー必須ということにはなるだろうが、新型Xeonの発熱の低さが実証された形のデモとなっている。
また2基のソケットは“mPGA479M Socket”と記載されているのが確認できた。しかしながら、現在流通している“Yonah”こと「Core Duo」とのピン配列は異なるようで、互換性はないと思われる。
マザーボード、CPUともに価格および発売日は一切未定。ただし、それでもよければ予約は受けるという。ちなみに販売時にマザーボードに同梱される予定という専用クーラーはなんとファンレスタイプとなる |
2基のソケットは“mPGA479M Socket”と記載されているのが確認できた。しかしながら、現在流通している“Yonah”こと「Core Duo」とのピン配列は異なるようで、互換性はないと思われる |
Supermicro製のマザーボード「X6DLP-4G2」は、チップセットに“E7520”、拡張スロットにPCI Express x8、PCI-X×2(うち1本はPCI Expressとしても使用可)、PCIなどを搭載。メモリスロットはDDR2 DIMM×8でECC Registered対応のものが16GBまで。RAGE XLによるVGA機能やAdaptecによるSCSIなどをオンボードとしている。
USER'S SIDE本店によると、マザーボード、CPUともに価格および発売日は一切未定とのこと。ただし、それでもよければ予約は受けるということなので興味のある人は同店スタッフに相談してみるとよいだろう。
新型Xeonの発熱の低さが実証された形のデモに | デバイスマネージャ上での表示は“Intel(R) Dual Pentium(R) M CPU 000 @ 2.00GHz”。4個のCPUとして認識されていた | |
拡張スロットにPCI Express x8、PCI-X×2(うち1本はPCI Expressとしても使用可)、PCIなどを搭載 | マザーボード自体はSupermicroから発表されている |