いよいよ販売の始まった“Sossaman”こと「Xeon LV 2.0GHz」だが、初の対応マザーボードも本日同時に登場となっている。発売されたのはSupermicroから3モデル「X6DLP-EG2」と「X6DLP-4G2」、1Uラックマウントの「SYS-6014L-T」。さらにTyan製「i7520SD」の予約受付も開始されている。
SCSIなしモデルの「X6DLP-EG2」。その他の仕様はSCSIありモデル「X6DLP-4G2」と共通だ |
こちらは上位モデルのSCSIありモデル「X6DLP-4G2」 |
「X6DLP-EG2」と「X6DLP-4G2」の2モデルはAdaptec“AIC-7901”によるUltra 320 SCSIの有無。「X6DLP-EG2」がなしモデル、「X6DLP-4G2」がありモデルとなる。その他の仕様は共通で、チップセットは“E7520+6300ESB”。拡張スロットはPCI Express x8、PCI-X×2(うち1本はライザーカード使用でPCI Express x8としても使用可)、PCI、IPMI×1。メモリスロットはDDR2 DIMM×8でECC Registered対応のものが16GBまでで、デュアルギガビットイーサネット(Intel/82573V、82573L)やSerial ATA、RAGE XLによるVGA機能をオンボードする。また製品にはファンレスのCPUクーラーが付属している。今日から販売しているファナティックでは価格が「X6DLP-EG2」が6万9800円、「X6DLP-4G2」が8万1800円となるほか、BLESS秋葉原本店やUSER'S SIDE本店でも明日から販売予定だ。
また1Uラックマウントの「SYS-6014L-T」は、SCSIなしの「X6DLP-EG2」がベースとなる製品。260Wの電源やCD-ROMドライブ、2基のリムーバブルケースなどを標準で備えており、価格はファナティックで14万4900円だ。
Adaptec“AIC-7901”によるUltra 320 SCSIの有無が両モデルの違い。拡張スロットはPCI Express x8、PCI-X×2(うち1本はライザーカード使用でPCI Express x8としても使用可)、PCI、IPMI×1となる | 製品にはファンレスのCPUクーラーが付属している |
1Uラックマウントの「SYS-6014L-T」は、SCSIなしの「X6DLP-EG2」がベースとなる製品。260Wの電源やCD-ROMドライブ、2基のリムーバブルケースなどを標準で備えている |
一方、T-ZONE.PC DIY SHOPが4月中旬入荷予定としているTyan「Tiger i7520SD」だが、こちらもチップセットは“E7520+6300ESB”を採用。拡張スロットはPCI Express x8×2、PCI-X×2、PCI×2。メモリスロットはDDR2 DIMM×8でECC Registered対応のものが16GBまで搭載可能だ。その他、デュアルギガビットイーサネット(Intel/82551QM、82571EB)やSerial ATA、VGA機能をオンボードする。予価は6万7800円となっている。
T-ZONE.PC DIY SHOPが4月中旬入荷予定としているTyan「Tiger i7520SD」。こちらもチップセットは“E7520+6300ESB”を採用。予価は6万7800円となっている |