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よりパワフルに、より軽く!――ソニー、新デュアルコアCPU搭載の“VAIO type S”と“VAIO type F TV”を発表!

2006年01月24日 14時38分更新

文● 編集部 小西利明

最新CPUを搭載したうえ、軽量化とバッテリー駆動時間の延長も実現した“VAIO type S”『VGN-SZ90PS』
最新CPUを搭載したうえ、軽量化とバッテリー駆動時間の延長も実現した“VAIO type S”『VGN-SZ90PS』

ソニー(株)は24日、新春モデルのVAIOノート第2弾として、デュアルコアCPU“Intel Core Duo”を搭載する“VAIO type S”と“VAIO type F TV”の2シリーズを発表した。店頭販売モデルの価格は、全機種オープンプライス。

VAIO type Sは“持ち運べるメインマシン”をコンセプトとした、いわゆる“パフォーマンスモバイル”のセグメントに属するノートパソコンである。今回発表されたtype Sシリーズは、通称で“SZシリーズ”と呼ばれるもので、6日に発表されたVAIO type Sと比べると、大幅にパワーアップされた製品となっている。CTO形式で販売される“VAIO OWNER MADEモデル”(以下VOMモデル)が2機種と、店頭販売モデルが1機種ラインナップされている。

VAIO type Sの主なスペック

VGN-SZ90PS、SZ90S プレミアムバージョン(VOMモデル)
Intel Core Duo T2600-2.16GHz、T2400-1.83GHz、T2300-1.66GHz/メモリー 512MB~2GB/NVIDIA GeForce Go 7400およびIntel 945GM Express内蔵グラフィックス/60~120GB HDD/DVD+R DL対応DVDスーパーマルチドライブ/13.3インチワイド スリムLED液晶ディスプレー 1280×800ドット/IEEE 802.11a/b/g 無線LAN搭載/Windows XP Professional SP2(SZ90PS)、XP Home Edition SP2(SZ90P)
約20万円から/2月11日発売予定
VGN-SZ80PS、SZ80S (VOMモデル)
Intel Core Duo T2600-2.16GHz、T2400-1.83GHz、T2300-1.66GHz/メモリー 512MB~2GB/NVIDIA GeForce Go 7400およびIntel 945GM Express内蔵グラフィックス/60~120GB HDD/CD-RW/DVDコンボドライブ、DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ/13.3インチワイド液晶ディスプレー 1280×800ドット/IEEE 802.11a/b/g 無線LAN搭載/Windows XP Professional SP2(SZ80PS)、XP Home Edition SP2(SZ80P)
約17万8000円から/2月11日発売予定
VGN-SZ70B/B (店頭販売モデル)
Intel Core Duo T2300-1.66GHz/メモリー 512MB/NVIDIA GeForce Go 7400およびIntel 945GM Express内蔵グラフィックス/80GB HDD/DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ/13.3インチワイド液晶ディスプレー 1280×800ドット/IEEE 802.11a/b/g 無線LAN搭載/Windows XP XP Home Edition SP2
23万円前後/2月11日発売予定

SZシリーズは、インテル(株)の最新ノートパソコン向けデュアルコアCPU“Intel Core Duo”シリーズを核とした、Centrino Duoモバイル・テクノロジ(コード名Napa)に対応した製品で、Napaプラットフォームの特徴である、パワーとバッテリー駆動時間の延長を体現したようなマシンとなっている。CPUには最高でCore Duo T2600-2.16GHzを搭載可能で、Intel 945GM Expressチップセットに、デュアルチャネル接続されたDDR2-533メモリーを、512MBから最大2GBまで搭載できる。

GPUを切り替える“パフォーマンス切替えスイッチ”(左)。SPEED側がGeForce GO 7400、STAMINA側ではチップセット内蔵GPUが使用される
GPUを切り替える“パフォーマンス切替えスイッチ”(左)。SPEED側がGeForce GO 7400、STAMINA側ではチップセット内蔵GPUが使用される

SZシリーズの大きな特徴の1つが、“ハイブリッド・グラフィックシステム”と称する独特のグラフィック機能(GPU)の切り替えシステムである。チップセット内蔵GPUは消費電力やコストの面では有利だが、パフォーマンスは外付けGPUに劣る。パフォーマンスを重視して外付けGPUを採用すると、バッテリー駆動時間はマイナスとなる。この問題の解決策としてSZシリーズでは、GPU内蔵チップセットに加えて外付けGPUとして“NVIDIA GeForce Go 7400 with TurboCache”を搭載し、キーボード上側にある“パフォーマンス切替えスイッチ”で、どちらを使うかを任意に切り替えられる業界初の仕組みを導入したのだ! バッテリー駆動時間を優先したり、グラフィックスのパフォーマンスが必要ないときは“STAMINA”側でチップセットのGPUを使い、パフォーマンスが必要なときは“SPEED”側でGeForce Go 7400を使う。これによりパワーとバッテリー駆動時間を両立しようというわけだ。切り替えにはWindows XPの再起動が必要なのが、やや難点と言えようか。ハイブリッド・グラフィックシステムにより、グラフィックス性能はtype Sシリーズ(GeForce Go 6400搭載)と比べて1.5倍高速化され、バッテリー駆動時間はtype S(VGN-S94PS)に大容量バッテリーを組み合わせたのと同じ約7時間(VGN-SZ90シリーズの場合、JEITA測定法1.0)もの長時間駆動を実現している。



SZ90(左)とSZ80/70の側面写真。SZ90の液晶パネルの薄さが分かる
SZ90(左)とSZ80/70の側面写真。SZ90の液晶パネルの薄さが分かる

液晶ディスプレーはtype Sシリーズ特有の、13.3インチワイドサイズ(1280×800ドット)を採用しているが、ここにも特徴がある。“プレミアムバージョン”と称される上位機の『VGN-SZ90PS、S』では、type Tシリーズと同様の白色LEDバックライトを内蔵した“クリアブラック液晶(スリムLED)”を採用。液晶パネル部分の厚みを3mm弱薄型化することで、“スタンダードモデル”『VGN-SZ80PS、S』と比べると、全体では約3.4mm薄い33.7mmを実現した。重さも1.85kgに対して1.69kgと軽量化されている。ちなみにVGN-SZ80PS、Sは動画再生に適した“クリアブラック液晶”と一般的な液晶パネルの2種類を選択できる。店頭販売モデルの『VGN-SZ70B/B』は、クリアブラック液晶のみとなっている。本体サイズはSZ90の場合、幅315×奥行き234.3×厚さ33.7(最薄部22.8)mm。

SZ80/70シリーズのシルバーキーボードモデル 同じくSZ80/70シリーズのブラックキーボードモデル
SZ80/70シリーズのシルバーキーボードモデル同じくSZ80/70シリーズのブラックキーボードモデル

パワーユーザーを対象にするSZシリーズでは、“所有する喜び”も重視されている。たとえばプレミアムバージョンのSZ90とスタンダードモデルのSZ80では、カラーリングも異なる。SZ80はボディー部分がシルバーの配色に対して、SZ90はブラックとなり、全体が黒で統一されたカラーリングとなる。キーボードはSZ90/80いずれも、ブラックとシルバーから選べるようになっている。さらにSZ90では液晶ディスプレー部のバックパネルに、炭素繊維の多層積層板“マルチレイヤーカーボンファイバー”を採用。艶やかで繊維が作る線が見える“プレミアムカーボン”と、艶を消してマットに仕上げた“カーボンブラック”の2色を選択可能となっている。

SZ90の“カーボンブラック”の天面。艶消し黒の落ち着いた雰囲気 SZ90の“プレミアムカーボン”は、繊維がラインを描いた独特の質感を持つ
SZ90の“カーボンブラック”の天面。艶消し黒の落ち着いた雰囲気SZ90の“プレミアムカーボン”は、繊維がラインを描いた独特の質感を持つ

CPUやGPU以外のハードウェア面の特徴としては、パームレスト右側にFeliCaリーダー/ライターの“FeliCaポート”を内蔵するほか、液晶ディスプレーの上にビデオチャット用31万画素CMOSセンサーカメラ“MOTION EYE”を搭載する。またHDD保護の機能として、加速度センサーで落下を検知してHDDヘッドを退避させる“VAIOハードディスクプロテクション”機能も備えている。常に落下の危険と隣り合わせのモバイルユースには、ありがたい機能だろう。また無線通信機能として、IEEE 802.11a/b/gとBluetooth 2.0+EDRを備えている。

インターフェース類としては、USB 2.0×2、i.LINK(IEEE 1394)、10/100BASE-TX LAN、外部アナログディスプレー出力、V.92対応モデムなどを備える。カードスロットとしては、ExpressCard/34スロットとPCカード(Type II)を備えるほか、ExpressCardスロット用のメモリーカードアダプター(メモリースティック/Duo/PRO、SDメモリーカード/MMC、xDピクチャーカード兼用)が付属する。

予想実売価格は、SZ70B/Bが23万円前後。SZ80が約17万8000円から、SZ90が約20万円からとなっている。

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