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ASUSTeK Splendid

ASUSTeK Splendid

2005年10月26日 00時00分更新

文● 伊藤 裕也

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本記事は、月刊アスキー2005年9月号の当該記事よりASCII24 Review向けに再編集して転載したものです。
「Extreme AX800XT/2DT」
SplendidはASUSのビデオカードであればGPUを選ばない。写真はRADEON X850XT搭載の「Extreme AX850XT PE/2DHTV」。実売7万円台前半。

 ASUSTeKの「Splendid」は、TVの映像処理エンジンが行なう色調補整をソフトウェアにより実現する技術。同社のビデオカードとの組み合わせでのみ利用可能で、過去の製品も同社が公開している専用ドライバをダウンロードすることで対応できる。ドライバの正式名称は「ASUS Enhanced Display Driver」だ。

ディスプレイのプロパティからSplendidの設定が行なえる
ディスプレイのプロパティからSplendidの設定が行なえる。色調の設定は色のノリを良く見せる「Enriched」、コントラストをソフトにする「Theater」など4種類のプリセットから選択する。

 実際に試したところ、色のノリの違いは明らかで、大変鮮やかな映像になる。ただ、鮮やかすぎて逆にわざとらしい感じも受ける。色調整は4種類のプリセットから選ぶ形で自由度が低く、HDビデオにも対応していない。機能の拡張や練りこみによるパラメータの最適化など、今後の展開に期待したい。

Splendid使用前 Splendid使用後
Splendid使用前Splendid使用後
Splendid使用前(画面左)と使用後(画面右)。使用前は色のノリが全体的に悪く見えるのに対し、使用後は輝度・彩度ともにアップして鮮やかになっている。

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