高品質キーボードメーカーとして知られるCherry。高い評価を受けているキータッチのキモといえるのが同社製キースイッチで、同社製品のみならずダイヤテックやKINESISといったメーカーの製品にも採用されているのはよく知られるところ。そのCherry製キースイッチの単品販売が高速電脳ではじまった。
Cherry製キースイッチの単品販売。パッケージは青い“プチプチ”だけというもの |
Cherry製キースイッチはタッチの違いで数種類あり、キートップを支える軸の色で識別できるようになっている。今回単品販売されることになったのは、茶色の軸でごく軽いクリック感を持たせた“tactile feel”タイプ(ダイヤテック製「Majestouch(マジェスタッチ)」で採用されているもの)の「CHERRY MX Switch 茶軸パック」と、青い軸で明確なクリック感を持ち、押すとクリック音がする“click tactile”タイプの「CHERRY MX Switch 青軸パック」。いずれも30個+オマケで1個の31個セットとなっている。
修理保守用としての使用法のほか、別のタイプのCherry製キースイッチを採用しているキーボードに“移殖”して、キータッチを変えてしまうという事も可能かもしれない。ただし、販売元のFILCOによると、何らかの原因により取り付けられなかった場合の返品は不可、さらに交換作業にともない動作不良が起こった場合でも保証はなし、とのこと。すなわち完全なノーサポートの製品であり、その辺りはよく覚悟の上で購入していただきたい。価格は高速電脳で「CHERRY MX Switch 茶軸パック」が2205円、「CHERRY MX Switch 青軸パック」が1890円。
茶色の軸は、ごく軽いクリック感を持たせた“tactile feel”タイプ | 青い軸は、明確なクリック感を持ち、押すとクリック音がする“click tactile”タイプ |