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平成電電、オフィスビル/集合住宅向け直加入電話サービス“ビルCHOKKA(仮称)”の販売を開始

2005年01月06日 18時50分更新

文● 編集部

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平成電電(株)は6日、オフィスビルや集合住宅の建物内に小型のリモートターミナル(RT:遠隔加入者集線装置)を設置することで通信コストを削減するサービス“ビルCHOKKA(仮称)”の販売を3月1日に開始すると発表した。月額基本料金は、法人アナログが1680円、個人アナログが945円の予定。通話料金は固定電話向けが3分7.14円、携帯電話向けが1分17.32円。

“ビルCHOKKA(チョッカ)(仮称)”は、オフィスビルや集合住宅内に小型のリモートターミナルを設置し、NTTの局舎との間を光ファイバー(ダークファイバー)で接続するのが特徴。ことで料金を低価格化するのが特徴。同社がNTTから契約回線数だけメタル線(ドライカッパー)を借り受けずにすむため料金を下げられるという。また、局舎からの距離が長いためADSLの通信速度が遅い集合住宅などでも高速ADSLやFTTHサービスが利用できるようになるとしている。なお、小型リモートターミナルは、韓国サムスン電子社と共同開発したもので、従来より小型/低価格化が図られているという。

同社では、高速インターネット接続サービスとして、下り最大50MbpsのVDSLによるサービスを法人向けに月額3990円、個人向けに2625円(モデムレンタル料込み)で、最大100MbpsのLAN配線方式によるサービスを法人向けに月額3465円、個人向けに2100円で提供を予定しているほか、専用線サービスやIP電話サービスなども予定。同社では、“ビルCHOKKA(仮称)”において、初年度は6万回線の契約と20億円の売り上げを目標としているという。

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