また、先月8日に発表したIEEE 802.11g準拠の無線LAN対応モバイルベースステーションとして、『AirMac Express』のデモも行なわれた。
AirMac Expressは最初のコンシューマー製品である『AirMac』から3製品目 |
ACアダプターが内蔵され重量は189g。ワイヤレスの有効半径は45m |
AirMac Expressの主な機能。 |
目玉となる機能は、iTunesに入っているミュージックライブラリーをワイヤレスで飛ばしてオーディオあるいはアンプ内蔵のスピーカーで再生が可能という点だ。iTunesが無線LANで接続されているAirMac Expressを検出すると、楽曲はどんなフォーマットであっても一旦独自の“Apple Losslessフォーマット”にエンコードし暗号化される。iTunes側からはAirMac Expressが自動的に検知され、特に設定する必要はなく非常に簡単に使うことができる。
また、以下のようにシーン合わせた4タイプの接続方法が紹介された。
メインとなるベースステーションから3代目(孫接続)までブリッジしていくことが可能 |
AirMac Expressは“WDS(WirelessDistributionSystem)”という機能を使うことによって、複数のベースステーションがあった場合にワイヤレスでブリッジ接続していくことができる。メインとなるベースステーションから3代目(孫接続)までブリッジしていくことが可能だ(親となるメインのベースステーションが同社製品ではない場合は、WDS機能は使えない)。価格は1万5540円となっている。
Windowsマシンでデモ。無線LAN接続した状態で、iTunesからボリュームコントロールを行なう。また、無線LAN接続による音質の変化がないことをアピールするために会場から出る担当者。 |