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アップルコンピュータ、12時間の連続再生が可能な第4世代『iPod』を発表

2004年07月20日 16時20分更新

文● 編集部

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アップルコンピュータ(株)は20日、ポータブルデジタルミュージックプレーヤーの新製品として12時間のバッテリー駆動が可能な第4世代の『iPod(アイポッド)』を発表した。これは19日付けで米アップルコンピュータ社が発表したもので、日本国内では21日より順次出荷を開始する。HDDの容量が20GBの“20GBモデル”と40GBの“40GBモデル”をラインアップし、オンラインストア“Apple Store(アップルストア)”、直営店“Apple Store,Ginza”、同社製品の取扱販売店で販売する。直販価格は“20GBモデル”(M9282J/A)が3万3390円、“40GBモデル”(M9268J/A)が4万4940円。

『iPod』  本体正面とイヤフォン
『iPod』

第4世代のモデルは、バッテリー駆動時間が長くなったほか、『iPod mini』と同じタッチセンス方式のクリックホイールを採用し、メインメニューに楽曲をシャッフルして再生するコマンド“Shuffle Songs(曲をシャッフル)”を追加したのが特徴。対応データフォーマットは、MP3(32k~320kbps、VBR)、AAC(16k~320kbps)、AIFF、Apple Lossless、WAV、Auible.comの“Audible”に対応。再生周波数特性は20Hz~20kHz。パソコン上のミュージックライブラリーをiPodにダウンロードしたり、パソコンと接続した際にライブラリーを最新の状態にアップデートする“Auto-Sync(オートシンク)”機能を搭載している。

電源は内蔵リチウムイオンバッテリーで、充電時間は約4時間。付属のFireWireケーブルやUSB 2.0ケーブルで充電可能。本体サイズと重量は“20GBモデル”が幅60.9×奥行き14.7×高さ104.1mmで重量は158g、“40GBモデル”が幅60.9×奥行き17.5×高さ104.1mmで重量は176g。青色LEDバックライト付き2インチモノクロ液晶ディスプレー(160×128ドット)を搭載する。対応機種は、FireWire(IEEE1394)ポートを搭載したMacintosh、FireWireまたはUSB 2.0ポートを搭載したPC/AT互換機。対応OSは、Mac OS X 10.1.5以降、Windows XP/2000(SP4)。

製品パッケージには、インナーイヤー型ヘッドフォン、100V~240Vに対応したACアダプター(DC12V)『Apple iPod電源アダプタ』、FireWireケーブル(長さ1.2 m、FireWireコネクター-30ピンiPod Dockコネクター)、USB 2.0ケーブル(長さ1.2 m、USBコネクター-30ピンiPod Dockコネクター)、『iTunes 4.6』を収録したCD-ROMなどが同梱される。“40GBモデル”にはパソコンとの接続機能と充電機能を搭載したクレードル『iPod Dock(iPodドック)』も付属する。また、iPodの本体裏面に最大半角27文字×2行までレーザーで文字を入れるパーソナライズサービスは2310円で提供する(AppleStoerでの料金)。

なお、米ヒューレット・パッカード社がHPブランドで販売するiPodは9月に発売するという。

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