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アイコム、10/100BASE-TX接続のIEEE 802.11a/b/g無線LANユニット『SE-50』を発売

2004年03月22日 19時25分更新

文● 編集部

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アイコム(株)は22日、パソコンやゲーム機などのデジタル機器の有線LANポート(10/100BASE-TX)に接続し、54Mbps無線LANを利用できるようにするワイヤレスLANユニット『SE-50』を31日に発売すると発表した。価格はオープン。

『SE-50』
『SE-50』

『SE-50』は、有線LANポートを持つ機器に接続して、無線LAN規格“IEEE 802.11a/b/g”に対応した無線LAN機能を利用するためのコンバーター。パソコンやゲーム機のほか、ネットワークプリンター、IPカメラなどの無線LAN対応も可能。米Atheros Communications社のチップセットを採用しており、同社の圧縮技術などによる無線LAN高速化技術“Super A/G”に対応している。無線LANのセキュリティー機能はOCB AES(128bit)、152bit/128bit/64bit WEPをサポートし、同製品では暗号化機能を利用しても通信速度にほとんど影響しないようになっているという。ANY拒否機能対応のグループ通信(SSID)機能やスマートローミング機能なども搭載する。

また、通信モードは通信相手の無線LANアクセスポイントに合わせて自動的に切り替わるほか、無線LANアクセスポイントと通信するための送信出力を調整/低減することで、無線LANサービスエリア内の電波干渉を抑制したり、エリア外への漏れ電波を抑制してセキュリティーの強化を図ったりできるという。各種設定はウェブブラウザー(Windows/Mac OS/Linuxなど)から行なえ、Windows XP/98 SE/Me/2000対応の設定ソフトが付属する。本体サイズは幅120×奥行き103×高さ29mm、重量は約260g。デュアルバンドダイバーシティーアンテナを搭載する。電源は付属のACアダプター(DC12V出力/消費電流は最大1.2A)を利用する。

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