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カノープス、USB接続のTVチューナー『USTV-1』やフォトビューワー『TV写真缶』など3製品を発売

2003年10月29日 22時27分更新

文● 編集部

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カノープス(株)は29日、USB接続の外付け型チューナー&キャプチャーユニット『USTV-1(ゆーえす てぃーぶい わん)』、TVチューナー製品のオプションソフト『X Pack 2(えっくす ぱっく つー)』、デジタルカメラで撮影した画像をTVに表示するフォトビューワー『TV写真缶(てれび しゃしんかん)』など3製品を11月下旬に発売すると発表した。価格は、USTV-1とTV写真缶がオープン、X Pack 2が3800円。

『USTV-1』
『USTV-1』

『USTV-1』は、用途を限定することで高機能を低価格で販売するためのブランド“QUOSYS”の新製品で、USB 2.0/1.1接続の外付け型チューナー&キャプチャーユニット。ビデオ入力端子からアナログビデオのMPEG-2キャプチャーも行なえるのが特徴。付属のリモコンのほか、ビデオのリモコンと同じような感覚で操作できるコントロールソフト『FEATHER-X』が付属する。FEATHER-Xではウィンドウ上でマウスのホイールを回すことでもチャンネルやボリュームの変更が行なえるほか、iEPGに対応しており外出先からパソコンや携帯電話を利用した録画予約にも対応する。TVチューナー部は、VHF(1~12ch)、UHF(13~62ch)、CATV(C13~C63ch)に対応したNTSC仕様。パソコンの画面にオーバーレイできる解像度は最大720×480ドット(USB 2.0接続時)。入力端子はアンテナ(F型コネクター)、アナログビデオ/Sビデオ端子(ミニDIN7ピン、Sビデオ-コンポジットコネクター変換ケーブルが付属)、アナログオーディオ(ステレオミニジャック)を装備し、出力端子はオーディオ(ステレオミニジャック)を装備する。電源はUSBバスパワーを利用し、消費電流は470mA。本体サイズは幅102.2×奥行き45×高さ24mm、重量は80g。対応機種はPC/AT互換機で、Pentium III-800MHz以上とUSBインターフェースを搭載したモデル。対応OSはWindows 2000 Professional/XP。

『X Pack 2』『X Pack 2』

『X Pack 2』は、同社のTVチューナー製品“MTV”“MTU”シリーズやUSTV-1の専用ソフト。パッケージには、高圧縮フォーマットの“DivX Video”と“Windows Mediaファイル”に対応したフォーマット変換ソフト『X-TransCoder』と、コントロールソフト『FEATHER-X』、MPEGカット編集ソフト『MpegCraft LE』が収録される。『X-TransCoder』を“MTV”シリーズで利用する場合は、MPEG-2で録画しながら追っかけ変換を行なう“バックグラウンド・トランスコード”も可能。DivX Videoのエンコーダー/デコーダーには『DivX Pro 5.1』を採用しているという。対応OSはWindows 2000 Professional/XP。

『TV写真缶』
『TV写真缶』

『TV写真缶』は、メモリーカードスロットに記録メディアを挿入し、単体で画像ファイルをTVなどに表示できる専用機。画像のスライド表示や、3段階のズーム、回転などの機能を利用できる。対応画像フォーマットはJPEGで、最大解像度は3200×2400ドット。テレビ(映像)方式はNTSC/PALに対応する。最大ファイルサイズは、1ファイルあたり5.3MB。対応メディアは、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(Type I/II)、メモリースティック、SDメモリーカード/MMC、マイクロドライブ。出力端子はSビデオ(S端子)とコンポジットビデオ(RCAピンジャック)を装備する。本体サイズは幅66×奥行き35×高さ171mm。電源は単3形アルカリ乾電池×4本(ACアダプターは別売予定)。製品にはSビデオケーブルとコンポジットビデオケーブルが付属する(ともに長さ180cm)。

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