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カノープス、TVチューナー&キャプチャーカード『QSTV15』を発売

2003年12月10日 18時45分更新

文● 編集部

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カノープス(株)は10日、用途を限定することで高機能を低価格で提供する“QUOSYS(クオシス)”ブランドの新製品として、TVチューナーカード『QSTV15(きゅうえすてぃぶい・じゅうご)』を2004年1月上旬に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は1万4000円前後。

『QSTV15』
『QSTV15』

『QSTV15』は、PCIバス用のTVチューナー&キャプチャーカード。TVチューナー部は、NTSC仕様で、受信チャンネルはVHF(1~12ch)/UHF(13~62ch)/CATV(c13~c35)、音声多重/ステレオ放送に対応する。高画質化のために、残像を最大10個まで除去可能な“10Tap ゴーストリデューサー”、色のにじみを抑える“3D Y/C分離”、ざらついたノイズを低減する“3Dノイズリダクション”の3種類の画質補正機能を搭載する。キャプチャー機能は、MPEG-1/-2エンコードが可能で、最大720×480ドットに対応。MPEG変換した映像データを、さらに高圧縮フォーマット(DivX Video、Windows Mediaファイル)に自動変換するトランスコーダー『X-TransCoder』も搭載する。

ビデオ入力はS端子を装備し、TVの受信映像やビデオ入力の映像、再生映像をパソコンの画面にオーバーレイ表示することも可能。TVコントロールや録画/再生などは、リモコンを模倣したデザインのアプリケーションソフト『FEATHER-X』を利用して行なうようになっている。映像ライブラリーを作成する『Media Libray』や、MPEG-2録画した映像をフレーム/GOP単位でカット編集できる『MpegCraft LE』などのソフトも付属する。

製品パッケージ
製品パッケージ

カードサイズは幅120×高さ65mm。Low Profileブラケットが付属する。消費電流は5Vが850mA、12Vが500mA。対応機種はPentium III-600MHz相当以上のCPUと、PCIバススロット(PCI Ver.2.1以上)、Ultra ATA/33以上のNTFSファイルシステムのHDDを搭載したパソコン。対応OSはWindows 2000 Professional/XP。製品にはアナログビデオ端子変換コネクターと内部接続オーディオケーブルが同梱される。

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