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カノープス、ラジコンカーをパソコンでコントロールするキット“USBit”を発売

2003年10月08日 20時38分更新

文● 編集部

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カノープス(株)は8日、(株)トミーのラジコンカー“BITCHAR-G(ビットチャーG)”をパソコンからコントロールするための送信装置の組み立てキット“USBit(ユーエスビット)”を10月下旬に発売すると発表した。オンラインショップ“カノープス・ダイレクトショップ”で販売する。価格は4800円。組み立てキット『USBIT TK』のほか、完成品『USBIT TC』も用意しており、価格は6800円。

“BITCHAR-G”と“USBit”
“BITCHAR-G”と“USBit”

“USBit”は、パソコンにUSBで接続し、パソコンから市販の超小型ラジオコントロールカー“BITCHAR-G”をコントロールするためのキット。テキストエディターとWindowsに標準で搭載されている“Windows Script”を利用してコントロールが行なえるほか、付属するアプリケーションサンプルプログラムを基に、Visual C++ Ver.6.0やVisual Basic 6.0、Borland C++ Compiler 5.5などの開発環境を利用して、オリジナルのコントロールソフトを作成することもできるという。サンプルプログラムには、走行パターンの設定用が用意されている。製作には、ハンダゴテやニッパー、ラジオペンチ、プラスドライバーなどの工具が必要。対応機種はPC/AT互換機で、MMX Pentium-200MHz以上を搭載したモデル。対応OSはWindows 2000 Professional/XP/Me。周波数は27MHz、35MHz、45MHz、57MHzから選択できる。

完成品
完成品

同社では、現在のようにパソコン用のアドオンカードを手配線で作ることがほぼ不可能な状況において、自作の楽しみをパソコンユーザーに知ってもらうためにキットを開発したとしており、パソコンのソフトを自分で書き、それに従って動作するという“作る喜び”を味わいながら、電子回路、ソフトウェア技術に親しみを感じてもらいたいと考えているという。また、、若い人たちがハイテク技術を学習するきっかけにもなってほしいと願っているとしている。

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