ボーランド(株)と富士通(株)は3日、富士通のアプリケーションサーバーミドルウェア『Interstage Application Server』について、共同でJava開発システムの強化を図るため、グローバルに戦略的提携を行なうと発表した。
今回の提携に基づき、富士通はボーランドのJava開発ツール『Borland JBuilder』を用いたInterstage向けのJava(J2EE)アプリケーションやXMLアプリケーションの開発を容易にするプラグインツールを開発する。さらに、Interstage対応のプラグインツールを組み込んだJBuilderをワールドワイドに販売するという。
ボーランドは、富士通のエンジニアとセールス担当者へのテクニカルトレーニング、およびプラグインツールの開発支援を行なうほか、JBuilderユーザー向けにInterstage対応プラグインツールを同社のホームページ上で6月中旬より無償公開するという。
これにより両社は、ユーザーがJBuilderで開発したJava(J2EE)アプリケーションやXMLアプリケーションを、Interstageサーバーに容易に移行し実行できるようにするとしている。