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東芝、ノートパソコン用“ダイレクトメタノール型”燃料電池を開発

2003年03月07日 15時06分更新

文● 編集部

(株)東芝は5日、ノートパソコン用の“ダイレクトメタノール型”燃料電池(DMFC)を開発したと発表した。リチウムイオン電池と交換してノートパソコンに直結できるタイプとしては世界初という。開発した燃料電池は、平均12W/最大20Wの出力が可能で、高濃度のメタノールを利用すれば約5時間の発電が可能。電圧は11V。同社では2004年中の製品化を目指して開発を継続するとしている。

開発した電池“ダイレクトメタノール型”燃料電池

開発した燃料電池は、高濃度メタノールを使用しても高効率で発電できる“希釈循環システム”により、燃料カートリッジの体積を10分の1以下に小型化したほか、液送ポンプ/セル(単電池)/スタック(単電池を集積した電池)の新規開発と最適設計による小型化、パソコンの使用状況に合わせたモード切り替え運転による高効率、長時間運転への対応などが特徴。“ダイレクトメタノール型”の燃料電池は、電池に直接メタノールを供給し、化学反応により発電する方式。従来は性能を出しやすい3~6%に燃料の濃度を設定しているため、大きな燃料タンクが必要だったが、発電時に反応生成される水を利用して濃度を自動調整する希釈循環システムを開発したことで小型化できたという。

装着例ノートパソコンへの装着例

また、パソコンの使用状況の信号に応じた発電モードを選択する機能による長時間発電や、パソコン起動時の急激な負荷変動に対応するための蓄電システムの搭載、小型ポンプ/各種センサーなどの補器の低消費電力化のほか、補器を制御するマイコンも搭載したという。本体サイズは幅275×奥行き75×高さ40mm、重量は900g。カートリッジのサイズと重量は、100cc(100ml)が幅50×奥行き65×高さ35mmで120g、50cc(50ml)が幅33×奥行き65×高さ35mmで72g。高濃度メタノールを利用した場合の発電時間は、100mlで約10時間、50mlで約5時間となっている。

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