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エニックス、『スターオーシャン Till the End of Time』の完成発表会を開催――鈴木杏さんが宇宙飛行士に

2003年02月06日 15時21分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)エニックスは5日、プレイステーション2用ソフト『スターオーシャン Till the End of Time』の完成発表会および同ソフトのCM出演者発表会を東京/池袋サンシャインプラネタリウムで開催した。

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エニックスのプレイステーション2用ソフト『スターオーシャン Till the End of Time』のCMに出演する鈴木杏さん

『スターオーシャン Till the End of Time』は、宇宙暦772年の世界を舞台にしたSFファンタジーRPG。27日発売で、価格は7800円。同社は、「ずいぶん長い時間をかけて作ってしまったが、その分力作なので楽しみにしてほしい。前作は2DCGだったが、今回はフル3DCGでマップも広い。CGはプレイステーション2の能力ギリギリまで使っている。戦闘システムの面白さも体感してほしい」としている。

また、テーマソングにMISIAの『飛び方を忘れた小さな鳥 STAR OCEAN version』を起用することでも話題となっており、発表会では、MISIAさん自身による音声コメントが紹介された。「『飛び方を忘れた小さな鳥』の歌詞は、私が飛行機に乗っているときに、空の上、雲の上で書いた詩が元になっています。地球の中でいちばん宇宙に近い場所で書いた詩と、壮大なのになぜかはかなさを感じさせるメロディーでできているこの曲が、STAR OCEAN3のテーマソングになったことに、とても不思議なつながりを感じます。私はこの曲を歌うときは空の中や宇宙の中にいるような気持ちになるのですが、STAR OCEAN3を通して聴いてくれた人たちも同じような気持ちになってくれたらうれしいです」(MISIAさん)。

さらに、発表会場には、同ソフトのCMに出演している鈴木杏さんが、CMでも着用している宇宙服姿で登場した。6日よりオンエアされる最新CMは、歴史を感じさせる荘厳な空間で、宇宙飛行士(鈴木杏さん)が小さな天使と戯れるという神秘的な内容のもの。背景となった場所はポルトガル/リスボンにある聖堂“サンタ・エングラシア”で、この聖堂の映像と、日本国内においてブルーバックで撮影した鈴木さんの映像を合成して今回のCMを作成したという。なお、鈴木さんが着ている宇宙服は、ハリウッド映画で使用するものを取り寄せたのだという。CMのBGMはもちろん『飛び方を忘れた小さな鳥 STAR OCEAN version』。

杏2発表会場に宇宙飛行士が登場
杏3正体は鈴木杏さん。宇宙服がちょっと重そう

鈴木杏さんは、「きれいなCMなので放映を楽しみにしてました。私はブルーバックで撮影していて、背景や天使の様子などは撮影時には分からなかったので、初めて出来上がったCMを見たときは、このきれいな空間にいるCMの中の私がうらやましかったです(笑)。MISIAさんは大好きなので(BGMで)うれしい。宇宙服はちょっと重いのですが、それよりも撮影した時期がまだ暑かったので、重さよりも暑さとの戦いでした」とコメントした。

また同社は、『スターオーシャン Till the End of Time』購入者を対象に、ロゴ入り特製バインダーに入った“火星の土地権利書”を抽選でプレゼントするキャンペーンを実施する。同権利書は、米LunarEmbassy社が法的に権利を主張し発行/販売しているもので、日本では(株)ルナエンバシージャパンが紹介/販売している。同キャンペーンの詳細は、決まり次第『スターオーシャン Till the End of Time』公式サイトで発表するとしている。

発表会場では、鈴木杏さんに、この“火星の土地権利書”がプレゼントされた。鈴木さんはこの権利書を持つ日本で最初の芸能人となるそうで、鈴木さんも思わず「おー、やったあ」と声を上げた。「実際に火星に行って自分の土地を確かめられる日が早くくるといいですね」(鈴木さん)。

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“火星の土地権利書”をプレゼントされた鈴木杏さん。「友達に自慢できます(笑)」

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