フリーハンドで描いた文字や絵をPCに取り込むにはタブレットやスキャナといったデバイスが必要となるが、タブレットでは現在描いているものはディスプレイ上でしか確認できず、スキャナではリアルタイムでの取り込みができないといった欠点があった。
それらの欠点を解消し、紙に直接描きつつリアルタイムで取り込めるというUSBデバイス「PC Notes Taker」が登場した。発売元はイスラエルのPegasus Technologies社。
本体には小型の台座(下敷き)が付いており、紙の大きさに合わせて分離が可能 |
本体の底面にクリップが付いており、紙を固定して同梱の専用ペンで描き込めば、描いたものがリアルタイムでディスプレイ上に表示され、Microsoft Word/Outlook等のアプリケーションに直接取り込めるというもの。本体に並んだスイッチにペン先を当てることにより、描いたデータの保存や消去といった操作を行えるところなど、IBMより以前販売されていたデジタルノートパッド「CrossPad」、あるいは「ThinkPad TransNote」のノートパッド部分とよく似たコンセプトの製品といえる。使用する紙は市販の紙でOK、版型はA4まで対応できる。
専用ペンはボールペンと一体となっており、ペン側の電源としてSR41型ボタン電池3個が必要となる。販売を開始したのはぷらっとホームで、価格は1万8000円。同店3Fではデモも行う予定とのことなので、興味のある方は実際に試してみてはいかがだろうか。
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