このページの本文へ

ソニー、“バイオノート”夏モデルを発表――変身するバイオ“バイオノートNV”が登場

2002年05月13日 15時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

バイオノートSRは、“スタミナ/軽量”が特徴のモバイルノートパソコン。今回発表された夏モデルは、『PCG-SRX7F/PB』、『PCG-SRX3F/BD』の2モデル。

バイオノートSR
バイオノートSR『PCG-SRX7F/PB』

『PCG-SRX7F/PB』は、CPUに拡張版インテルSpeedStepテクノロジー対応低電圧版モバイルインテルPemtium III-850AMHz-Mを採用し、Bluetooth機能(最大通信速度723kbps/見通し距離最長100m/Bluetooth 1.1準拠)を搭載したモデル。『PCG-SRX3F/BD』は、低電圧版モバイルインテルCeleron-650MHzを採用したモデルとなっている。

2モデルとも、256MBのメモリー(SDRAM)と30GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載する。チップセットはIntel 815EMチップセットで、グラフィックスアクセラレーターを内蔵、ビデオメモリーは11MBでメインメモリーと共有。10.4インチXGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備する。

また、2.4GHzワイヤレスLAN機能(最大通信速度約11Mbps、見通し距離最長100m、IEEE 802.11/802.11b準拠)を搭載し、CD-ROM読み込み24倍速、DVD-ROM読み込み8倍速、CD-R書き込み8倍速、CD-RW書き込み4倍速のi.LINK対応CD-RW/DVD-ROM一体型ドライブが付属する。

外部接続端子は、USB、i.LINK(S400)、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)、ステレオヘッドホン出力、マイク入力、モデム用モジュラージャック、ディスプレーアダプター専用端子、バイオ関連製品専用DC OUT。マジックゲート対応メモリースティックスロットも装備する。PCカードスロットはTypeII×1(CardBus対応)で、内蔵モデルは56kbps(V.90/K56flex対応)。ポインティングデバイスは、インテリジェントタッチパッドとバックボタン付きセンタージョグダイヤル。

バッテリーはリチウムイオンバッテリーで、バッテリー駆動時間は、PCG-SRX7F/PBがバッテリーパック(L)利用時で3.5~5.5時間、バッテリーパック(LLL)利用時で8~11.5時間。PCG-SRX3F/BDが、バッテリーパック(L)利用時で3.5~6時間、バッテリーパック(LLL)利用時で8~12時間。

本体サイズは幅259×奥行き194×高さ32mm。重量は、PCG-SRX7F/PBが1.26kg、PCG-SRX3F/BDが1.25kg。OSは、PCG-SRX7F/PBがWindows XP Professional、PCG-SRX3F/BDがWindows XP Home Edition。なお、2モデルともOffice XP Personalをプレインストールする。

2モデルとも25日発売で、価格はオープンプライス。編集部による予想小売価格は、PCG-SRX7F/PBが25万円前後、PCG-SRX3F/BDが20万円前後。

なお、ソニースタイルでは、ディスプレー用プライバシーフィルターを標準装備し、キーボード(日本語配列/英語配列)や付属ドライブ、Office XPなどを選択できるモデル『PCG-SRX7F/P』も用意される。

またソニーは、ビジネスパーソナル向けモデル『PCG-SRX7F/P』も発表した。バイオビジネスパーソナル向けモデルは、ビジネスシーンにおけるパーソナルな活用を想定して発売するパソコンシリーズで、OSにWindows XP Professionalを採用している。発売日は27日。なお、このビジネスパーソナル向けモデルは、店頭では販売されず、ソニースタイルおよび専用の販売ルートを通じて企業ユーザー向けに提供される。問い合わせ窓口はVAIOホームページまたはVAIOビジネスダイヤル(Tel.03-5792-3163)。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン