(株)ナムコ、(株)セガ、任天堂(株)は18日、家庭用ゲーム機『ニンテンドーゲームキューブ』のアーキテクチャーを基にした次世代業務用汎用3次元コンピューターグラフィックスボード『トライフォース』(英語名:TRIFORCE)の共同開発で合意したと発表した。
今回の提携は、2001年9月にナムコとセガが締結した“アミューズメント事業分野における包括業務提携”の一部である“次世代業務用汎用三次元コンピュータグラフィックスボードの共同開発・技術提携”を、任天堂の協力により具体化するもの。提携の目的は、業務用ビデオゲーム市場の拡大、コストパフォーマンスの高い業務用ビデオゲームソフトの開発環境の創出、家庭とアミューズメント施設を結ぶ新しいゲームシステムの提案など。
3社は、ハードウェア設計とソフトウェア開発環境整備の技術面での協業は順調に進んでいるとしており、22日から開催される“AOU2002アミューズメント・エキスポ”に、映像出力が可能なプロトタイプモデルを出展する予定という。