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出口では無料配布の同人誌(？)「アージュオフィシャルブック03」と「君が望む永遠トレカ・プロモーションカード」、オーバーフローの次回作「妹でいこう(仮)トレカ・プロモーションカード」、そして壁紙やスクリーンセーバなどのデスクトップアクセサリが収録された「ニトロプラス無料配布CD-ROM」を受け取って終了。おっと、出口でクジを配っている。前の人は運良く「らーじPonPonテレカ」を貰っていたが、私はハズレ。残念。
ここまでで合計4万500円。もちろん、これで終わりではない。そう、先ほど買い逃しているアージュセットを求め、2人はアニメイトヘ。
私：アージュセットありますか？
店員：地下で扱っています。ですが、オーバーフローセットとニトロプラスセットは売り切れました。
私：うが～！
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| 「アージュセット」の中身。アージュのキャラクターがプリントされたパスネットカード、CDケース、マウスパッド、スタンプセットがその正体だ |
売れ切れ寸前と聞いて慌てて地下に向かうと“それらしい”人々が列をなしていたので、その後ろに並んでめでたく購入。3200円ナリ。数秒後に「アージュセット終わりました」と店員の声に振り返ると、私の後ろに並んでいた人々がきびすを返して出ていった。みんなコレ目当てだったのね……。いや～運が良かった。
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ホクホクしながら店を出ると、その正面にガシャポン(おカネを入れてレバーを捻るとオモチャが出てくるアレ)が。これ、3社のキャラクターをかたどったピンズなんですな。で、ちよれん祭りから流れてきた人々がガシャガシャやっているというわけ。期間限定ということもあり、これは「やらなきゃならんでしょう」ということで、さっそく100円玉2枚を投入……むむっ、なかなか目当てのピンズが出てこない。9種のピンズをコンプリートするまでと思って気が付くと3000円ほどがガシャポンに変身。しかもコンプできてないし(オーバーフローのマヨちゃんが出なかった……誰か交換プリーズ！)。
その後、ソフマップ本店10階の「ちよれんお蔵出し」に。ここでは3社のゲームで使用された原画や、貴重な非売品テレカ、そして「君が望む永遠」および次回作「マブラヴ」に登場する白陵大学付属柊学園の制服も展示および販売予約の受付(3万6000円。さすがに予約はしなかった)など、いずれもココでしか見られないものばかりで、ファンなら満足ってなもの。
ライブは続くよ、永遠に
買うだけ買ったら次はミニライブ「ちよれんライブ」に。もちろん、このチケットも朝っぱらからチケットぴあに並んでゲットしたものだ。会場はアニメマニアなら誰もが知っているヤマギワソフト館の8Fにあるイベント会場……なのだが、この広くない会場内に140人も詰め込むってのはどうよ？
とにかく寿司詰めで狭い。1人あたりのスペースは床に貼ってあるビニールテープで示された約40cm四方のみで、もちろん座ることなどできないオールスタンディングなのだ。アキバ中を駆けずり廻ってグッズを買いあさっていた足に、この狭さは堪える……とはいえ、いずれも印象深いテーマソングが生で聴けるとあって、その期待で足の痛さも忘れるってもんですヨ(やっぱり痛いけど)。
待つこと約30分、ようやくライブが開始。ここで登場したのが「ハローワールド」のコスチューム(ピンクの制服)を着たニトロプラスの名物広報、ジョイまっくす氏だ。コミックマーケット60のミニライブなどちよれんのイベントに参加したことのある人ならお馴染みだが、初めて見ると、かなり「きっつい」こと請け合い。後ほど判明するところでは、制服の下にはブラジャーまで着けているという念の入れよう(しかもシリコン入り)。
さて、1曲目はハローワールドのテーマ曲「青い記憶」。ヴォーカルのいとうかなこさんの歌声と、北辻みささんのヴァイオリンがマッチした良い曲で、おもわず帰りにCD買ったほど。続いてヴォーカルをMAYさんにチェンジしてヴェドゴニアのテーマ曲「Promised Land」と「White Night」を熱唱。続いてピュアメールのテーマソングを歌うと同時にヒロイン、奈川碧を演じた静木亜美さんがオープニングの「OPEN THE MIND」とエンディングの「エンジェリック フェザー」を聞かせてくれた。
そしてトリは君が望む永遠のヒロイン、涼宮遙役の栗林みな美ちゃん(待ってました！)。このゲームのオープニング「Rumbling Hearts」とタイトルと同じエンディングテーマ「君が望む永遠」を続けて披露してくれた。そして、ジョイまっくす氏とのMCの後で次回作「マブラヴ」と同名のテーマソングを歌って終了。アンコールの後で3社の代表作のテーマソングをメドレーで歌って締められた。
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| 「アージュ03」 |
ライブの最後ではジョイまっくす氏が「来年もぜひ、ちよれん祭りをやりたい」と宣言。今回、チケットが買えなかった人は1年後を楽しみに待つしかありませんな。なお、無料配布された小冊子「アージュ03」にて「アージュ・オフィシャルファンクラブ」の発足が発表されている。発足は2002年2月からで、会員専用ソフトの販売や割り引き価格での購入、何よりオークションなどで高値で取り引きされていた無料配布小冊子を廉価で購入できるうえ、定期的に会報が郵送されるなど、会員だけのサービスが用意されるそうだ。これは私の予想だが、今後開催される、ちよれん関連イベントのチケットを優先的に購入できるようになることも期待される。今回チケットが買えずに涙を飲んだ人は、期待して待っていようじゃあ～りませんか。
